NEGLIA in Tokyo

やまたつくんのトラブルカルテ

経営、ヘルスケアを中心に人生100年時代の生き方に関する情報を発信&子育てネタも少々。

誰にでも伝わるコミュニケーションのやり方について解説します

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こんにちは、小宮山です。

筆者には悪い癖がありまして、どうしても会話してるときに自分が率先して前に出ようとするきらいがあるんです。

実は大学で体育会に入るまでは、ひたすら人に合わせる引っ込み思案で、口下手極まりない若者だったんですが

「なんか面白い話してくれ」

「つまんねーな、お前」

って先輩に蔑まれ、周りの同期はおごってもらえるのに筆者は除け者になっていたので、「自分の体験を切り売りする」というスキルを身に着けて克服していきました。

けれどマネージャーとして部下を率いる立場になった後や彼女をゲットするときには、「人の話を聞かずに自分の話ばかりする」って思われがちで、悩んでいるのが現状です。

面白いことに意思決定が絡む重要な会議であれば、出席者の心情を読み取り、気持ちよく話させ、適切に自分の思う方向に誘導する、要するに客観的なファシリテーションができるようになってるんですよね。

これも入社4年目で社長の元上司の年寄りと仕事したときに、徹底的に鍛えてもらって、スキルを習得できたからなんです。

なので子育てしてるときは、妻は子どもに自分の要求を強制する一方なのに、筆者は上手にリードできるので、遊びたいときは筆者がご指名されるようになりました。

転職面接でも、自分を客観視してリードできればいいんですが、自分が話してると気持ちよくなって、やらかしてしまう・・・これもまた修行だと思っています。

初対面ではNGですが、仕事して長く付き合うと「めっちゃ話を聞いてくれるし、リードもしてくれる!」って言われるんですが、第一印象が99%を占める場では点数を稼げず、転職に四苦八苦・・・トホホです。

興味ない・つまんない仕事の結果をレポートするときも、自分を客観視して話せるので聴衆のウケが良くて、「いつもああいう風に話せば、君は無敵だ」ってフィードバックされるものの・・・難しいですね。

さて今回のエントリでは、こんな筆者のようにコミュニケーションのやり方に悩んでいる人に向けた、正しい会話、特に議論のやり方について解説します。

会話の正しいフォーマットについて

基本的に私たちの会話には、プロトコルと呼ばれる特定の形式があります。

例えば会話の種類を考えてみると

  • ブレスト
  • 議論
  • 論文
  • web掲示板

などがあるように、それぞれに適したフォーマットがあることは、みなさん認識されていると思います。

会話だってそうです。

日本語は、「主語+目的語+動詞」ですが、英語は「主語+動詞+目的語」ですよね?

なのでそもそも相手に通じる、理解してもらうコミュニケーションをするには、その形式、つまりルールを理解しておかねばなりません。

基本的に会話ってのは、話し手の

  1. 私の主張は・・・で始まる、主張
  2. なぜなら・・・で始まる、理由
  3. 理由を裏付ける根拠、データは・・・で始まる、エビデンス

から始まり、相手の

  1. つまり、こういうこと・・・? で始まる、認識の説明
  2. じゃあ・・・・なら、どうなの? で始まる、認識を深堀りする問い

の繰り返しです。

理由についての説明とエビデンスの提示は、お互いに自明であれば省略されますが、そうでないと「?」になって、どちらかが不快になります。

もう一つ注意点がありまして、それは主張には必ず「行動」を入れなくてはなりません。

例えば

  • 思う
  • 貢献する
  • 開発する

ってのがないと、会話のトピックスが静的なもの、つまり抽象的なものになり過ぎるので、認識する側の聞き手は

「それがどうしたの? 何の意味があるの?」

って思うだけ。

聴き手に具体的なイメージが湧かず、これまた不快になるので、会話が続きません。

結論を先にすべきか最後にすべきか

さてここで、こんな疑問を持たれた方がいらっしゃるのではないでしょうか?

「日本語のコミュニケーションなら、起承転結が最適か基本スタイルなんじゃないの・・・?」

主張 → 理由 → エビデンスとの違いは

  • 結論を最初に持ってくるか?
  • それとも最後にもってくるのか?

の違いです。

これは映画を想像してもらえれば、実感してもらえるはずです。

みなさん、映画って時間を最も拘束するエンターテインメントなのはご存知だと思います。

面白い映画であれば、多少のダレ場はあっても起承転結すべてが楽しくて、見てよかった~って思うはず。

けれどクソつまらない映画だったら・・・お金と90~150分という鑑賞した時間を返してくれって思いませんか?

なので最近だと見に行く前にネットや雑誌で映画のレビューを見て、見に行くかを判断する人が多いと思います。

これって、最初に結論を見ちゃってるんですよね。

結論を観て「面白そう!」と思ったら、自分の時間を投資する判断をする。

昔とは違って、私たちの仕事を除いた可処分時間は様々なエンターテインメントの取り合いになってますから、起承転結なんてのはNGなんですね。

もちろん、起承転結で観るだけの価値あるケースはあります。

  • 明石家さんまさんのお笑いトーク
  • 人間国宝の落語

なんてのは、起承転結すべてで「何が起こるんだろう?」っていうワクワク感を維持してくれますから。

つまり、起承転結という結論を最後にするコミュニケーションってのは、

  • 最高レベルで面白いトークネタ
  • 飽きさせないトークスキル

の2つを持ち合わせた場合のみ、有効に機能するんです。

とすれば私たちのように「おしゃべりのプロじゃない、一般人」にとっては、結論は常に最初に言わなければ、相手を不快にさせてしまうんですね。

聞き手の期待に沿わないとシャットダウンされる

そして相手にとって不快でないコミュニケーションを成立するにあたっての、最後のピースを解説します。

そもそも論ですが、たとえ明石家さんまさんのようなコミュニケーションのプロであっても、相手を不快にしてしまうケースがあるそうです。

それは「相手のニーズ・期待に沿ったコンテンツじゃない」ケースです。

女子と男子の日常会話をイメージしてください。

基本的に女子のおしゃべりってのは、ブレインストーミングです。

ブレストで求められるには

  • 発言の質ではなく、量を重視する
  • 批判せず、粗野な考えを歓迎し、自由奔放な発言をする
  • いい発言があれば、そのアイデアを結合し発展させる
  • ブレスト中に判断・結論を出さない

ですよね?

けれど男性の日常会話って、問題解決です。

なので

  • 発言の質を重視する
  • 問いを立てられたら、必ず結論を出す

ってのが前提になってます。

なので意見を証明する論拠が弱かったり矛盾があったりすると、指摘します。

女性はもちろん・・・不快になりますよね?

だからコミュニケーションに入る前に、相手は何を期待しているのかを把握せにゃなりません。

  • ブレストで楽しみたいのか?
  • 新しい知識を提供したり、何かをさらに深く理解するための手助けをする、A Whole New Worldを観たいのか?
  • 課題を解決するための助けが、欲しいのか?

聞き手のニーズに沿わないテーマを選定しないと、ハイレベルの会話スキルがあったとしても、「ハイ、試合終了」になってしまうので、注意が必要です。

それでは、本日のまとめです。

  • 会話には正しいフォーマットが存在する。話し手の主張 → 理由 → エビデンスに始まり、聴き手の認識の説明&深堀りする問い。これの繰り返し
  • よっぽど面白いトークテーマ、面白いストーリーでない限りは、常に結論は最初にもってくる。相手の時間をムダにするのはNG
  • 聴き手のニーズに沿った話にしないとNG。事前の情報取集は、必須です

実はみんなが狂おしいほどしたい会話は、A Whole New Worldです。

それが一番、「面白いね~」って思う会話だから。

けれど時間は限られているので、A Whole New Worldを観てもらうには、互いの前提条件をどこまで省略できるかが、キーポイントになります。

なので聴き手は「このトピックについて、どこまで知っているのか?」ってのを、事前にリサーチしておくのは必須だと筆者は思います。

  • 相手は専門家なのか?
  • それとも一般人? 
  • あるいは、セミプロ? 

ってだけでも、違いますからね。

筆者はプロジェクトリーダーやってるときは、専門家・セミプロ・一般人が混在した聴衆を相手にずーっと会話してたので

「んなことは知ってるんだから、聴きたくない!」

「何言ってるか全然、分からない!」

って聴衆の層に応じてクレームが違ってて、苦労しましたから・・・。

では、また明日。

Ciao~。

リサーチの技法

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