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やまたつくんのトラブルカルテ

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どんなムリゲーでも100%勝つ&成功する方法について

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こんにちは、小宮山です。

結婚してからは一見すると「ムリゲー」と思われるプロジェクトは、ひたすら断っているのですが、実績を出した人にはみんな懲りずにやってくるのに呆れている筆者です。

「なんで自分でやらないのよ・・・あなた、役員でしょ? 社長でしょ?」

って言っても「ごにょごにょ」と言い訳するだけなんですよね・・・。

加えて「俺らのチカラで、改革だー!」とか何とか言ってるくせに、「上には逆らえません」とか言ってる能力のない靴ペロ社員ばかりが出世頭になっているので、今いる会社を完全に見切って転職準備中です。

こういう会社は、さっさと辞めるに限るんですが

  • 早期退職優遇制度で退職金が3倍になる年齢まで、あと2年の辛抱
  • 外資にプロジェクトマネージャーとして転職するには、英語ペラペラになる必要がある
  • 実績を資格としてマネタイズしておきたい

ってのがあり、仕事を適当にこなして在宅ワークしながら、コツコツと進めています。

さて今回のエントリでは、どんなムリゲーでも100%勝つ&成功する方法について解説します。

改革にせよ伝説レベルのアウトプットを達成するにせよ、決して不可能ではなく、きちんとしたやり方にのっとって行えば、ある程度の結果までは達成できるんですが、これはやってみた人じゃないと分からない可能性が高いです。

学歴フィルターのある大企業には、手を出さない&汗をかかずに安全地帯から石を投げるしかできない批評家だらけなので、この手の話をすると全く行動しないくせに口だけ出してくるんですが、彼らは別の意味で頭が悪いとも言えます。

でも若い人は野心もあるし、失敗しても時間があるから取り返せるので、そんな「ぜひやってみたいけど、なんとなく不安・・・」な人たちに、筆者の経験とエビデンスに基づいたムリゲー攻略法をご紹介したいと思います。

進化の驚くべき目標達成メカニズムとは?

進化ってのを改めて定義すると、刻々と変化する自分の周りの環境に対し、「漸進」することで完璧に対応していくプロセスです。

例えば「家に帰ったが、鍵の暗証番号を忘れてしまった・・・!」という状況を想像してみてください。

鍵はダイヤル錠であり、6つのナンバー全てを正解しないと扉はあきません。

この場合、何の策もなくランダムに試して正解を引く確率は、1 / 10万になります。

鍵ならこのくらいで済みますが、会社を立て直すとか小学生で大学受験に受かるとかになると、パラメータがとんでもないレベルで増えてしまうので、1 / 数千億になるから、どう考えてもムリゲーですよね?

例えるなら、「飛行機の部品を地面に並べた状態のところにハリケーンがやってきて、去った後には飛行機が完璧に組みあがっている」ようなレベルです。

ですがまあ、何かの拍子に最初のナンバーで正解を引いたとしましょう。

第一の数字は分かったので固定しておき、次の数字に行くとすると、正解は1/10。

第二の数字が分かった後で次の数字に行くと、またもや正解は1/10。

・・・って感じで、ゆっくりではありますが、正解に必要な確率の桁が減っていきます。

何も考えずにガラガラポンだと10万回トライしなきゃ当たりませんが、積み重ねていけばわずか60回で済んじゃいます。

途方もなく膨大なデータの中からたった一つの幸運を引き出す「オールオアナッシング」のではなく、わずかずつ幸運を手繰り寄せていき、「漸進して」目標を達成するプロセス。

これこそが、どんなムリゲーでも100%勝つ&成功する方法なんですね。

確率論による証明

生物が進化において選択した「漸進」って手法が何らかの目標を達成する点で極めて合理的な手法であることは、なんと数学でも証明されているんです!

ベイズ確率論と呼ばれており、私たちが高校で習う確率論を、よりリアルな状況に置き換えたケースでの確率論です。

そもそも論ですが、私たちが何かをするときって、サイコロの目を振るような「オールオアナッシング」のケースって少ないですよね?

「やってみた → 失敗した → 失敗した選択肢を除去して再トライ → ・・・」

を繰り返していくわけで。

商店街の景品を引くガラガラをやるときだって、賢い人は

「玉の総数と辺り玉の個数を推定した後で、何回連続でハズレが出てるのか?」

ってのをリサーチしてから、勝てそうなタイミングでガラガラをしに行きます。

なぜならハズレが連続で出ればでるほど、ハズレの球は容器から無くなっていき、あたりを引く確率は上がっていくのですから。

ベイズ確率論から導き出される合理的な勝ち方、要するに勝てる確率を最大にする方法は、面白いことに進化のメカニズムと同じ「漸進」なんですね。

注意するポイントは3つ

そんな「漸進」という最強のムリゲー攻略法ですが、決して万能ではなく使うにあたって注意しなくてはならないポイントが3つあります。

それは

  1. 結果を観測して次のトライに必ず反映させること
  2. 成功するまで退場しないこと
  3. チームでトライするなら、メンバーの文化的背景に応じて勝てる場を見極めること

です。

順番に説明していきますね。

当たり前のことですけど、「漸進」ってのは

「やってみた → 失敗した → 失敗した選択肢を除去して再トライ → ・・・」

ですからダメだったパターンを繰り返しても、勝つ確率は上がりません。

島田紳助さんは次のように述べています。

プロになったら毎日500本素振りをするのは当たり前。

でもただ500本素振りをしたら、腕が太くなるだけやで?

掛布なんか見てみい、ピッチャーが誰で、何球目で、どう投げてきたかを考えて一回一回バットを振っとる。

それを意識して500回振るやつがうまくなる。

だから打率高くできてるんやで。

そして成功するまでは、退場しないのも大事です。

だって続ければ続けるほど勝率は上がっていくのに辞めるなんてのは、ありえない戦略ですよね?

生物の進化ってのも、「時間をかけること」が大前提の作戦です。

高城剛さんもどこかの記事で言ってましたが、筆者の経験上も、ビジネスなり組織改革などの大事業を成し遂げるには、だいたい7年はかかります。

その7年間を撤退せずに続けるのが難しいんですけどね・・・資金が枯渇したり、精神はOKでも体がついてこなかったりで退場させられるケースが多いので。

だから7年間は続けられる仕組みづくりも重要です。

最後に矛盾するようですが、逆走はできない、要するに始める前の状態には戻れないので、ヤバいと思ったら違う方向に舵を切るタイミングを見極めるのも大事。

古くから絶滅している生き物って、環境の変化に対応できなかったからですけど、漸進的に進んでいった先に対応できる解がなかったとも言えますよね?

だったら進化を逆走して別の道に進化したらいいだけじゃん・・・って思う人がいるかもしれませんが、時間は逆には走れませんし、積み重ねてきたものは捨てられません。

そりゃあ後に続く人は、この方向の進化はダメやなってのが分かるから助かりますけど、当事者だったら待っているのは全滅です。

なのでヤバいと思ったら損切りする決断をするってのが大事なんですが、日本人とドイツ人は文化的に難しいんですよ、これが。

決断するまではずーっと稟議して机上で確度を高めていくことを優先しているから、

「ここまで綿密に計画したうえでの決断に、間違いはない!」

という前提が成立してしまい、一度決めたらテコでも動かなくなります。

一方でアメリカと中国、東南アジアは

「臨機応変に対応するのがベターなんだから、決断なんて朝令暮改が当たり前だろ」

ってスタンスで数千年近くやってきてますからねえ。

なので変化の激しいビジネス環境では、日本とドイツはズッタズタに負け続けるわけです。

けれど逆に言えば、アメリカと中国は長時間継続できない一方で、日本とドイツは継続性についてはピカイチ。

弱点と強みは表裏一体なので、あなたが他人と協業する場合は、メンバーのタイプによって「勝てる環境を選ぶ」ってのがポイントになります。

それでは、今日のまとめです。

  • どんなムリゲーでも100%勝つ&成功する方法とは、漸進して進めることである
  • 漸進が最も合理的な成功法であることは、ベイズ確率論および生物が進化において選択したメカニズムであることから証明されている
  • 漸進するときに気をつけなければならないのは、結果を観測して次のトライに必ず反映させること、成功するまで退場しないこと、メンバーの文化的背景に応じて勝てるポイントを見極めることの3点である

では、また明日。

Ciao~。

進化とは何か:ドーキンス博士の特別講義 (ハヤカワ文庫NF)

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