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やまたつくんのトラブルカルテ

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転落し始める組織に見られる2つの予兆とは?

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こんにちは、小宮山です。

先日に日本政府が「いざなぎ景気よりも長く好景気が続いている」って発表しました。

筆者の会社も「沈んでいた業績は反転した。好景気だ」って社員にアナウンスしています。

けれど実感としては、リーマンショックのときよりも景気悪いです。

筆者は小学校から高校までを1990年代、つまりバブル経済の残り香があった時代で過ごしています。

バブルが崩壊したとはいえ、日本経済の実態はまだまだ強かったです。

米国に抜かれたのはグーグル、アマゾンが台頭したリーマンショック後に思えます。

筆者が就職した2006年なんて、アマゾンにグーグル、セールスフォースに就職するなんて考えられなかったですから。

今回は転落し始める組織に見られる予兆について解説します。

もしあなたが所属している会社に同じような兆候が見られたら、身の振り方を考えたほうが良いと思います。

オシャレな人がいなくなる

筆者が常にウォッチしている指標の一つに、ファッションがあります。

昔から洋服が好きでして、馴染みのお店の店主と談笑するために冷やかしに行くこともしばしば。

そんな彼らから出てくるのは

「最近は街にオシャレな人がいなくなった。職場にオシャレな人がいなくなって、着飾りにくいってお客さんもボヤいてる」

ってセリフです。

確かに2012年を境に、ネイビーやグレーのスーツしか売れなくなっています。

ちょっと前までは職場にホストっぽいファッションをした勘違い系のビギナーもいたんですが、確かに消えちゃってます。

こちらを見てください。

JALの入社式で居並ぶ新入社員の風景について、最近と1986年当時を比較したものです。

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なんという違いでしょう・・・。

最近の女性新入社員たちは、まるで制服であるように同じようなダークスーツに身を包み、髪型も靴も、そして手の組み方までもおそろいです。

それに対して1986年は、ひとりひとりが個性的に衣服や靴を選んでいます。

もちろん髪型もそれぞれです。

表情にも注目してください。

80年代、JALに入社した若い女性たちは思い思いの服装で入社式に集い、笑顔がこぼれ、いずれも希望に燃える表情です。「さあ、私たちはこれから活躍するわよ」という自信に満ちあふれています。

それに対して現在はダークスーツに揃ってしまっています。

髪型も統一されています。

どこかに「JALの入社式にふさわしい姿形」というマニュアルが存在し、全員がそのマニュアルどおりにしようと必死の努力をしているとしか思えませんよね?

未来が暗黒化するとまず、ファッションが画一化させられるってのは、第二次世界大戦から続くフラグです。

自分のためではなく、組織に奉仕する方向に圧力がかかっていることを示唆しています。

新聞記事は次のように綴っています。

就職氷河期で採用枠が限られる中、「最近は優等生タイプばかりに企業の目が向き、内定が集中する傾向がある」。

多種多様な人材を求めない企業と、個性を表に出せない新入社員。

そこから組織の活力は生まれてくるのだろうか?

目先の稼ぎ方ネタに執着しがちになる

もう一つの指標はトークのネタが「パッと簡単かつ短期で儲ける方法」ばかりになることです。

筆者が高校生のころまでは、街のホールでコンサートやライブを聞きに行って、カフェで談笑して変えるのがクールでした。

トークの内容は

「あの音楽、いいよね! こんなマニアックな音源あるのかよ!」

「この新曲アツすぎ! さすが大黒摩季だと思わないか?」

「あのマンガ、読んだ? 超絶面白いよね!」

「先輩によると東京の〇〇ってお店で洋服を買うと、モテるようになるんだってさ。行ってみない?」

ってな感じで文化に関するトーク、要するにハートが豊かになる会話ネタが主流でした。

けれど最近ではネットにしろ実社会にしろ

  • 美味しいレストラン情報は強烈に拡散するけど、音楽の情報は全然拡散しない
  • 音楽でも「サブスク」みたいなビジネスモデルの話ばっかり

ってな感じでみんなビジネスノウハウとか稼ぎ方みたいな話に異常なほど執着してて、音楽とか小説の話に対する関心は著しく低いんですよね。

会社で雑談していても「稼ぎに関するトーク」を求める空気が蔓延していて、つまらないんですよ。

ベッキーとの不倫で話題になった川谷さんは

例えば、アートでも、僕が絵を買ってそれをインスタに載せたら、「誰でも描けそう」みたいなコメントがワーッとつくんですよね。

音楽もそうで、良さが分からない。

結局、それは聴いてないから。

って述べていて、働いてる人の音楽など文化関連への関心度はこの10年で減少していることを嘆いています。

日本経済の停滞や将来への不安が主な理由とは思いますがあまりに目先の、しかも「ビジネスだけ」見てるのは危険な兆候です。

儲かるコンテンツは質の良いインプットを仕入れてフュージョンすることでしか、生まれませんからね。

文化的な生活を維持しよう

そんなわけで筆者は、今まで培ってきた文化が焼け野原になって二度と手に入らなくなる前に、この10年コレクションしてきました。

もともとは「美しいモノを愛でながら生活したいな」って気持ちでコツコツ収集してました。

アンティークウォッチに始まり、洋服、ダイヤ、ビンテージのお酒などなど。

職人たちが70年以上の人生をかけて昇華させた作品・・・これらが失われると思うと、切なくて。

もちろん「目利き」としての力をつける目的もあります。

筆者はモノづくりに関わる技術者でもありますから、Appleのジョブズじゃないけれど美しくない製品なんて売りたくないし、作りたくないので。

けれど「美しい」の基準は、美しいモノ・超一流サービスを体験しないと身に尽きません。

10年前までは、新入社員の給料でも情報さえあれば手が届いていました。

今では情報を交換する場さえ、無くなりつつあります。

今のうちに質の良いインプットを仕入れておくことで、後々圧倒的な差が生じます。

それはビジネスマンとしての能力だけでなく、心の豊かさにも。

文化的な生活を維持していく姿勢をもって、暮らしていくことを強くおススメします。

それでは本日のまとめです。

  • 未来が暗黒化するとファッションが画一化させられるってのは、第二次世界大戦から続いている
  • 希望が持てない組織や社会ではトークが目先の稼ぎ方だけに執着しがちになり、文化関連への関心度は著しく下がっていく
  • そもそも今まで培ってきた文化そのものが焼け野原になって二度と手に入らなりつつある。今のうちに体験しておこう

では、また明日。

Ciao~。