NEGLIA in Tokyo

やまたつくんのトラブルカルテ

経営、ヘルスケアを中心に人生100年時代の生き方に関する情報を発信&子育てネタも少々。

成功したいならグレートファイアーウォールを築け! 

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こんにちは、小宮山です。

昨年までとは打って変わって、株のパフォーマンスがダメダメです。

Google、Amazon、Facebook、Appleもピークアウトしちゃってます。

そろそろここ10年続いた米国の景気も終わりそうでして、みんな次に伸びそうな銘柄を血眼になって探しています。

1999年代末から続くネット系企業の成長もこれで終わりでしょう。

となると次は「価値をデジタル化してインターネット内にストックする」技術である、仮想通貨がくるんでないかと筆者は読んでいます。

今回は株の銘柄選定だけでなく、人生で成功するために必要なポイントについて解説します。

お金を稼いだり出世したければ

  • マーケティング
  • 戦略
  • 資金調達

などなどいろんな説が世の中に広まっていますが、ハッキリ言って必要なのはたった一つだけです。

それは「参入障壁」ってやつです。

伝説の名将たちでさえ落とせなかった小田原城

みなさん、武田信玄に上杉謙信、そして豊臣秀吉でさえ攻め落とせなかった城があったのをご存知でしょうか?

「のぼうの城」っていう2012年に上映された映画でちょっとだけ出てきましたが、北条家の小田原城こそがいかなる名将でも陥落させられなかった城です。

城主である北条家は確かに優れた人物ではありましたが、伝説級の武将ではありません。

城を包囲されるまで追いつめられるけど、上杉謙信が10万の兵力を動員しても落とせませんでした。

小田原城がなんでそんなに強かったのかというと、高台にあるのはもちろんのこと、全長9kmにもおよぶ「堀」があったからです。

普通の堀は城を覆うのみですが、小田原城は城下町や街道まで土塁と堀で囲っていました。

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堀があると登るのに時間がかかるので、上から火炎瓶を投げたり、矢を放ったりすることで敵に大ダメージを与えられます。

徳川家康でさえ、豊臣家の大阪城を攻める前に

「仲直りしよう。その代わり外堀だけ埋めさせて」

と言って約束したのに内堀を含めた堀を全部埋めて、だまし討ちしたぐらい堀ってのは厄介な防御壁でした。

このように「堀」という強い参入障壁があると、たとえ持ち主が凡人であろうとも天才たちと渡り合える、もしくは勝てることが昔から知られています。

経済的な堀をもっているか?

堀という概念を経済的な目線で考えてみましょう。

多くの人にとって成功の条件に「お金に困らない状態」ってのは、必ず入っています。

ビジネスをやっていると分かりますが、大当たりするとたちまち大企業も含めてイナゴの大群がやってきます。

結果として金の卵は食い散らかされてしまい、また新しい儲けの種を仕込む羽目になります。

なので自分がビジネスをするにしろ、株に投資するにしろ、「そのビジネスに経済的な堀はあるか?」ってのが重要になります。

ニュースとかで言われている経済的な堀ってのは

  1. 素晴らしい製品
  2. 大きなマーケットシェア
  3. 生産性の高い業務執行
  4. 「創業者ではないけど」優れた経営陣。

の4つとされていますが、筆者の経験では罠にあたります。

たとえば素晴らしい製品をもっていたけどダメになった会社には、クリスピークリームドーナツが挙げられます。

大きなマーケットシェアで言えば、今やどこへ行った的なパソコンの巨人であるIBM。

生産性で言えば、日本企業は中国の人海戦術の前になすすべがありません。

経営陣は、さっきの小田原城のエピソードでお分かりいただけるかと思います。

筆者が考える「経済的な堀」は、次の4点に集約できます。

  1. ブランド、特許網、行政の認可などの無形資産
  2. 顧客の乗り換えコストが高い
  3. ネットワーク経済の恩恵を受けている
  4. コストリーダーシップ

無形資産の強さ

ブランドがある企業は強いですよね。

上野御徒町で売ってるダイヤとティファニーで売ってるダイヤでは、同じ品質であってもみんなティファニーで買いますよね。

特許網は仕事で絡んでいるエンジニアなら実感があると思いますが、特許で押さえられている製法や商品は作ったら豚バコ行き、もしくはとんでもない額の罰金が課されます。

行政の認可ってのは要するに資格ですから

  • 不動産
  • 弁護士
  • 医者

などは強い参入障壁があります。

以外かもしれませんが、産業廃棄物処理ビジネスなどの人が嫌がる系のビジネスには認可が必要ですから、大儲けしています。

スイッチングコストの高さ

乗り換えコストで分かりやすいのは、銀行でしょう。

行きつけのガソリンスタンドを変えるのは楽ですが、銀行口座を変えるってのはメンドクサイですよね。

  • 新しい銀行への書類を書く
  • 振り込みや引き落としの設定を変更する

ってイメージするだけで嫌になります。

たくさんのユーザーがいるネットワーク経済

ネットワーク経済で分かりやすいのは、クレジットカードでしょう。

VISAは世界中で使えますが、SUICAは使えませんよね。

ちょっとまえにフリーのOpen Officeというソフトが出ましたが、まったく流行らないのもネットワーク経済が理由です。

だってみんなOffice使ってるから、新しいフォーマットが出てきても混乱しちゃうだけですから。

コストリーダーシップ

モノをどこよりも安く作れる仕組みをもっている企業は強いです。

ダイソーなんか良い例です。

あのクオリティで100円ですからね。

サイゼリヤだって、イタリア人が「お前たち、こんなにうまいイタリアンをこんな価格で食べてるのか!」ってビックリするレベルです。

とてもじゃないけど、すぐには真似なんてできませんよね。

若いころから参入障壁を作っていく

これら4点の経済的な堀はこれから伸びていく企業を見るだけでなく、自分のキャリア構築においても応用できます。

  • 自分ブランドがあれば、転職が容易になるので社畜になるのを避けられます
  • 乗り換えコストがあれば、お客さんはいつもあなたを指名してくれます
  • ネットワーク効果も同じです
  • コストリーダーシップってのは、他の人がやるとハードルが高いけど自分ならラクチンにできる専門性、得意技になります

乗り換えコスト&ネットワーク効果を作るには、相手に徹底的に貸しを作るのが王道です。

期待以上の成果を出す人や痒い所に手が届く人は、上司も会社もお客さんも手放したくはないですから。

難しいのは自分ブランドで参入障壁を作ることです。

そりゃあ医師免許は経済的な堀としては最強ですが、医療業界は超ブラックですからワークライフバランスは厳しいです。

ブランドは実績の積み重ねによってのみ、確立できます。

小さな成功をコツコツ積み上げていきましょう。

それでは本日のまとめです。

  • 「堀」という強い参入障壁があると、たとえ持ち主が凡人であろうとも天才たちと渡り合える、もしくは勝てることが昔から知られている
  • 「経済的な堀」はブランド・特許網・行政の認可などの無形資産、顧客の乗り換えコストが高いこと、ネットワーク経済の恩恵を受けていること、コストリーダーシップの4つである
  • 経済的な堀はこれから伸びていく企業を見るだけでなく、自分のキャリア構築においても応用できる。作るに時間がかかるので若いうちから積み重ねていくと周りよりも先んじることができる

では、また明日。

Ciao~。

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