NEGLIA in Tokyo

やまたつくんのトラブルカルテ

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豊かになればなるほどメンタルが病んでいく理由と3つの対策

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こんにちは、小宮山です。

大学に入るまでは東京での生活に憧れていた筆者ですが、いつかは京阪神もしくは福岡に移住したいと強く思っています。

ぼんやりした不安ってのが、東京で生活していると増えていく一方に思えるからです。

東京はお金もちには優しい年でして、不安を生じる不都合のほとんどはお金で何とかできます。

となるとお金を稼ぐために走り続けるラットレースに参加したままになるので、幸せかどうかと言われるとノーでしょうね。

そもそも論ですが、なんで東京で生活していると不安が増えていくのでしょうか?

今回は豊かになればなるほど増えていく不安の正体とその対策について解説します。

豊かになればなるほど人間を悩ます文明病とは?

格差は別にして世界で一番豊かな国といえば、アメリカですよね。

そんなアメリカでは「現代の矛盾」というエッセイが1990年代後半に流行りました。

私たち人間は背の高いビルを作れるようになったが、気が短くなった。

道路を広くした割に、視野は狭くなった。

お金を使っても楽しみは少ない。

家は大きくなったが、家族との関りは小さくなった。

便利になったのに、時間がなくなった。

専門家が増えたのに、問題は増えていく一方だ。

薬は増えたのに、健康な人は減った。

私たちは朝起きても疲れがとれず、通勤ラッシュに耐えながら会社に行き、デスクについてもやる気が起きず、適当な食事でお腹いっぱいにして疲れ切って家に帰って眠ることを繰り返す。

これが文明病にかかった典型的な現代人の特徴です。

もっとも典型的な現代人は「肥満」になっています。

進化論に基づくと、そもそも肥満という現象はありえません。

古代では食料が不足していたので、私たちはハイカロリーな食事を好むように進化してきました。

けれど今は飽食の時代であり、ストレスがかかると本能の警報アラームが鳴り、食欲が誤作動して食べ過ぎてしまいます。

肥満だけでなくうつ病などの心のトラブルや集中力の低下も、進化論からはありえないという結論が出ています。

2013年、ロンドン大学心理学部のカリーナ・リンネル教授は

  • アフリカのヒンバ族
  • ロンドンの若者

における

  • 集中力
  • 認知コントロール能力

を比較しました。

その結果はヒンバ族の集中力および認知力はロンドンの若者に比べて40%も高かったという、驚くべきものでした。

都市に住む者は脳に備わった警戒システムである、偏桃体が過敏になるからだろう。

都市部は刺激が多すぎる。

サバンナになかった高層ビルやテクノロジー、夜も輝き続けるネオンに戸惑いを覚え、古代の暮らしではありえない大量の情報を浴び続けるのだから。

ちなみにうつ病についても驚くべきデータがあります。

  • パプアニューギニアに暮らす厳重民族であるカルリ族には、うつ病に悩む人は居ないという1970年代の調査結果がある
  • 1966年以降に生まれた中国人は1937年に生まれた中国人に比べてうつ病の発生率が22.4倍になっていた
  • ダートマス大学は2006年に田舎町に住む人と都市部に住む人を調べたところ、都会に住む人ほどうつ病にかかりやすい傾向があるとレポートした

豊かになればなるほど人間は自然にないモノを作り上げて、利便性・安全性を増長させていきます。

けれど一方で私たちの遺伝子にプログラムされた警戒警報は、その発達スピードに追いつけないので誤作動を引き起こします。

警戒アラームの誤作動こそが「ぼんやりした不安」の正体なんですね。

文明病による体の炎症を防ぐ方法

警戒アラームが鳴ると厄介なのは、体の防衛反応を自分の意志でコントロールできない点です。

「危険だ・・・!」と感じた体は、コルチゾールというストレスホルモンを分泌して戦闘モードに移行します。

有害な刺激を取り除こうとして免疫システムが起動し、ケガの修復を行おうとします。

けれど別にケガなんてしてなかったら、どうなると思いますか?

免疫システムは自分の体を攻撃しちゃうんですね。

アレルギーも暴走した免疫システムが原因です。

無害なものを有害と勘違いして攻撃する。

やっかいなのはゆるい警報が出続けていると、風邪ひいたときのように高熱で一気にケリをつけるのではなく、とろ火でジワジワと煮込むような形になる点です。

免疫システムってのは、要するに戦争屋です。

戦争が長引くと水道管である血管が破壊され、市町村である細胞が破壊され、国力である体力が下がっていきます。

とすると進化論ではありえない肥満の原因である脂肪は・・・?

そうです。

過剰な脂肪は敵と判断されるので、免疫システムによる炎症が引き起こされます。

肥満の人の体では24時間365日、火事が起こっているんです。

免疫システムの誤作動を止めるポイントは「食生活の改善」です。

食生活を原始時代のモノに近づけることで体脂肪率は標準である13.5%に落ち着いていきます。

そして免疫システムは腸内細菌が発する物質によって作動のON・OFFを決めており、原始時代の食生活であれば、腸内細菌も善玉菌が増えていきます。

古代にないモノ、つまり

  • ウインナーなどの加工食品
  • ジュースに入っている果糖ブドウ糖液糖
  • 過剰な塩分
  • アルコール

は控えめにすることからスタートしてみては、いかがでしょうか。

サプリでは

  • よっぽどバランスの良い食事でない限り、不足してしまうビタミンB群
  • 日光を浴びないと体内で生成できない、現代人が最も不足がちになるビタミンD
  • よく眠るための特効薬の一つであるけれど、ストレスで体外に排出されていくマグネシウム

を毎日とるのがおススメです。

文明病によるメンタルダメージを緩和する方法

警戒アラームは体だけでなく、メンタルにも無意識に影響を及ぼします。

ゆるいけれど慢性的に続くアラームは「ぼんやりとした不安」を引き起こし

  1. 人間の記憶力&学習能力を低下させる
  2. 論理的&理性的な判断力を奪う
  3. 死期を早める

ことが報告されています。

警戒アラームを止めるには食生活の改善だけでなく、

  • デジタルデバイスからの発光
  • 自然がない風景

という5感の情報が必要です。

見えたり触れたりして感じ取れなきゃ、リラックスモードになってよいかどうか分かりませんもんね。

とすれば対策は

  • デジタルデバイスに触れる時間を短くする
  • 公園ウォーキングに行ったり、部屋に観賞植物を置く
  • 自然音のCDをかける
  • 森のにおいのするアロマオイルを炊く

などが極めて効果的であることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

最近の職住近接ブームで駅近に住むことをよしとする傾向がありますが、はっきり言って逆効果ですよね。

駅近はストレスを回復する・緩和する方向とは逆なので、お金を使って解決するしかないです。

結局はお金を使わずにいかに健康的に生きるか次第ってことですね。

筆者も若いうちは

  • フェラーリなどのスーパーカー
  • ラグジュアリーな衣食住

を経験してみたくて、友達に連れていってもらったり懸賞などを駆使してマンション以外は体験しましたが、この手の欲望系は一度経験したら飽きるんですよね。

それでは本日のまとめです。

  • 豊かになるということは、サバンナになかった高層ビルやテクノロジー、夜も輝き続けるネオンに戸惑いを覚え、古代の暮らしではありえない大量の情報を浴び続けることである。都市に住む者は脳に備わった警戒システムである、偏桃体が過敏になり、誤作動を引き起こし続けてしまう。
  • 警戒アラームが鳴ると厄介なのは、体の防衛反応をコントロールできなくなり、免疫システムが暴走する。体全身で炎上・火事になるのと同じ状態であり、細胞の老化と損傷を慢性的に引き起こす。
  • メンタルもアラームの影響を受けてしまい、記憶力・判断力を奪っていく。警戒アラームを止めるには食生活の改善だけでなく、デジタルデバイスからの発光、自然がない風景という5感の刺激を通じてリラックスさせることが必要になる。

「健康を犠牲にしてでも刺激をとるか? それとも、健康を気にして安心をとるか?」

ってのは体験してみるとよく分かりますが、刺激を受けてる最中はこれを超えるものはないですね。

アドレナリンがドバドバでていて、とにかく心地よいですから中毒性があるのは間違いないです。

けどふと一人になった時、虚しくなるんですよ。

心に穴が空いていることに気がつきます。

極端な高揚の後には、空虚で残酷な穴が広がっています。

筆者は結婚して子どもも生まれて、マンネリしてるぐらいの安心・ワンパターン生活を送っています。
けれど実はこれこそが、最高の環境なんだと胸を張って言えますね。
意思決定のレベルが上がって、結果も独身時代よりも出せています。

今振り返ると何であんなに生き急いでいたのだろうって思いますけど、上京して家族と離れて一人暮らし始めてからなんですよね。

  • 窮鼠猫を噛む
  • 退路を断つ

ってのは嘘だと思います。

心理不安があると桁違いの結果を出せません。

筆者は理性で気をつけてましたが、独身だったからでしょうけれど、会社に絡めとられれてしまってました。

やっぱり軸を定め腰を据えて真っすぐ目標に向かえる環境セッティングこそが、成功のキーファクターだとしみじみ思います。

では、また明日。

Ciao~。

最高の体調 ~進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法~ (ACTIVE HEALTH 001)

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