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やまたつくんのトラブルカルテ

経営、ヘルスケアを中心に人生100年時代の生き方に関する情報を発信&子育てネタも少々。

手っ取り早く成功したいなら成功者の次の一手を全力でパクれ

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こんにちは、小宮山です。

手っ取り早く成功したい。

みんなが思うことですよね。

筆者も20代までは、同じように思ってました。

30代後半にさしかかる今になって思うと、何であんなに生き急いでたんだろうと思う一方で、人生の大半は20代で決まるというデータがある以上、生き急いで良かったなとも思います。

失敗したって時間が取り返してくれますしね。

おかげで30代になっても、失敗を恐れずにコツコツと将来に向けて励んでます。

もちろんイノシシのように猪突猛進するのは、止めてますけどね。

さて今回は、手っ取り早く成功したい人のために成功の秘訣を解説します。

私たちは「最初からオリジナリティを出すように。真似はダメ」という教育を受けてますが、成功したいなら間違った考え方です。

日本での茶道、武道、芸術等における教育方法の王道である「守・破・離」には、次のように書かれています。

まずは師匠に言われたこと、型を「守る」ところから修行が始まる。

その後、その型を自分と照らし合わせて研究することにより、自分に合った、より良いと思われる型をつくることにより既存の型を「破る」。

最終的には師匠の型、そして自分自身が造り出した型の上に立脚した個人は、自分自身と技についてよく理解しているため、型から自由になり、型から「離れ」て自在になることができる。

最初は真似・パクリから始めないと成功できないってことは、昔から変わってません。

アメリカがITで復活を果たした経緯について

アメリカは1985年以降、製造業の復活を目的としてドル安政策を続けていました。

製造業世界一になっていた日本には無茶振りして、貿易摩擦を引き起こしながら。

ところが全然うまくいかない。

意外なことにWindows95が発売された1995年になっても、全くもってダメダメでした。

そこで当時のクリントン政権は、日本が次にやろうとしているアイデアに目をつけます。

製造業を極めた日本は、1990年に「新高度情報通信サービス」を掲げていたように、コンピュータやインターネット、ソフトウェアに軸を移そうとしていました。

今となっては忘れられてますが、そもそもISDNをスタートしたのは日本が最初ですし、IoTデバイス用OSの60%のシェアを占めるTRONもスタートしたのは、この時期の日本です。

この日本の行動にヒントを得て、先回りを図ったのが当時のクリントン政権です。

副大統領であるアル・ゴアは「情報スーパーハイウェイ構想」を提唱しました。

内容はハッキリ言って、日本の「新高度情報通信サービス」のパクリです。

そして情報通信産業に全てをかけるために、アメリカは製造業保護のために今まで行ってきたドル安政策を止めて、逆方向のドル高・円安政策へ大きく舵を切りました。

ゴールドマンサックスを最強の投資会社へと育てた、ロバート・ルービン財務長官の大号令の下で。

目的は巨額の資金調達です。

お金がないとITに投資できませんからね。

その代わりにドル高になることで、アメリカの製造業が壊滅したのはご存知の通りです。

中国も次の一手をパクるために全力疾走している

実はここ10年の中国も、先回りを図ろうとして全力疾走しています。

例えば電気自動車。

中国は大気汚染がヒドイから電気自動車に注力するとアナウンスしてますが、あれは表向きなんですよね。

実際は10年前に「日本とおなじガソリン車・ハイブリッド車の領域で戦っても、追いつけない」っていう結論が出たからです。

ならば次は電気自動車だろうと思い、中国はそっちに舵を切ってるんです。

そして欧州もハイブリッドでやられたので、電気自動車で覆したいという思惑もあって、欧州も電気自動車シフトしようとしている。

どこもかしこも最初は頂点の会社や国家、人たちの真似から入って次の一手をパクッて先回りします。

まさに「守・破・離」だと思いませんか?

けれどまあ、筆者は自動車関連の仕事もしているのでよく分かりますが、電気自動車よりも先に自動運転が実現するでしょうね。

勝ちすぎると既得権益から刺されてしまう

さてここで、成功者の次の一手をパクった後で起こるやっかいなことを挙げておきます。

それは既得権益との対決です。

アメリカではトランプさんが大統領になりましたよね?

彼を支持したのは、今でも製造業が生き残っている地帯であるラストベルトの人たちです。

けれど彼らは製造業の復活なんて、期待していません。

ただ単に「足引っ張ってやる」という嫌がらせのつもりでトランプに投票したんですよ。

百姓一揆みたいなもんです。

そしてEUでも分断が起こっています。

そもそもEUは、戦争を防ぐために当時最大のエネルギー資源であった石炭の共同管理を行う組織としてスタートしました。

ドイツも日本も、エネルギー供給を断たれたので生き延びるために戦争に突き進んだことを認識しているからです。

始まりは石炭でしたが、いろんなことを共同管理するとスケールメリットが働いてコストが安くなるので、他にもどんどん共同化していきました。

そして今日のEUになりました。

ところが欧州は建前を重視するので、難民も外国人もウェルカムにしました。

戦争を防ぐためってことで。

人が多いと経済成長しやすいので、トータルでの雇用は増えます。

けれど製造業の人がIT業界に転職すると、下働きからリスタートする羽目になります

なので優秀な外国人が仕事を奪っていくと勘違いされるようになっていきます。

そしてとうとうイギリスは、EUと離婚することを決めました。

けれどいろんな生活コストが上がってしまうことが分かって、どーすんのよ・・・ってことでグダグダになっています。

勝ちすぎると既得権益から刺されてしまいます。

なので、ほどほどに勝つことをおススメします。

それでは本日のまとめです。

  • アメリカは1985年以降、製造業の復活を目的としてドル安政策を続けていたが、95年以降はドル高政策に切り替えた。これは日本の次の一手をパクるためであった
  • 中国も自動車産業で次の一手である、電気自動車をパクるために全力疾走している。どこもかしこも最初は頂点の会社や国家、人たちの真似から入って次の一手をパクッて先回りする
  • 勝ちすぎると既得権益から刺されてしまう。ほどほどに勝つのがベスト。

日本人はパクるのはカッコ悪い・オリジナリティを出せと教えられてきましたが、それが足かせになっているように思います。

けれどパクるしか能がなくなると、中国みたいにアメリカの下請けから抜け出せなくなります。

ルールの上で賢く戦えたらいいのにな・・・と。

戦国時代や明治時代、敗戦後から90年代前半までは、唸るような作戦ばっかりだったから、決して能力不足ではないんですけどね。

では、また明日。

Ciao~。

分断した世界 逆転するグローバリズムの行方

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