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マルチクリエーターになるには教養を学ばなければならない

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こんにちは、小宮山です。

これからはマルチクリエイターになることが、強く求められる時代になります。

  1. 学校で学んだ知識はすぐに陳腐化する
  2. イノベーションが起こると、自分が働いている会社・業界が蒸発してしまう
  3. 現役で働かなきゃいけない時間がどんどん長くなっていく

ってなことがボチボチ起こっているうえに、それらが加速していくからです。

会社では文系と理系がそれぞれ、事務系と技術系と呼ばれて雇われます。

筆者は会社の若い子たちから、たまにキャリア相談を受けるのですが、

  • 事務系に言わせれば、技術系はスペシャリストになれるから、売れる武器ができていい
  • 技術系に言わせれば、事務系はゼネラリストになれるから、専門が1つぐらい蒸発してもつぶしが効くからいい

ってことをよく聞きます。

筆者に言わせれば

  1. 蒸発するのを覚悟して第一人者になれる専門を1つだけ選んで、徹底的に深掘りしていき、名を上げる
  2. その後でいろんなことをやってみてゼネラリストになる

という「一芸は多芸に通ずる」戦略をおススメしています。

本日のエントリでは、マルチクリエーターになるために必要な基礎について解説します。

多くの人は

「マルチクリエイター = ジェネラリスト」

と勘違いしがちです。

なので「何でも食いまくれいいんだ、徹底的にインプットすればいいんだ」という説の人もいます。

ですがゴミを食べまくったって意味はないし、量もそんなに食べれないでしょう。

なので改めて、マルチクリエーターの定義を振り返えることから始めます。

ジャンルを横断できる人こそがマルチクリエーター

マルチクリエーターってのは、百姓のことです。

言葉の通り、生業が100個ある人たちです。

ですがこの人たちは、100個の専門性をもっているわけではありません。

あくまでも目に見えるジャンルが100個なだけで、基礎となる専門スキルは少ない。

専門スキルはせいぜい2~3個で、業界TOPと戦えるレベルの専門スキルは、たった1つです。

持っている武器がエクスカリバーや草薙の剣みたいに超強力なので、いろんな場所で戦えるってことです。

ところが今の日本の学校教育と会社でのOJTという名の教育では、スペシャリストの育成を前提にしてカリキュラムが組まれています。

これに従うのは間違いだってことを、賢い親たちは気づいてます。

筆者が会社の研修で英会話を習っていた時、先生は子供の進路に悩んでいました。

「18才の段階で専門を決めても、どうせ食いっぱぐれるから、いろいろやらせてくれる大学・種をたくさん巻いてくれる大学がいい。けれど、東大ぐらいしかなくて困ってる」

そこで筆者は大学のカリキュラムはホームページに公開されているから、名前は〇〇学部〇〇学科と書かれていても、ちゃんと色々と学べるところがありますよとアドバイスしました。

そしたら先生は喜んで、実行しました。

お子さんもとても喜んだそうで、良かったと思います。

なので残念ながら今はマルチクリエイターになるためには、自分自身でカリキュラムを作らねばなりません。

教養は社会で生きていく上で最強の武器になる

マルチクリエイターになるためのカリキュラムは、やはり先行している欧米の大学教育が参考になります。

日本が捨てたリベラルアーツ、つまり教養を学ぶのが正解です。

教養というと

  1. 歴史
  2. 経済学
  3. 哲学
  4. 経営学
  5. 心理学
  6. 音楽
  7. 脳科学
  8. 文学
  9. 宗教
  10. 自然科学

の11ジャンルがあります。

どのジャンルを学ぶことを選ぶ根拠は

  1. 短期的に仕事で必要な知識を得るため
  2. 自分の専門領域を深めるため
  3. すぐには役に立たないけど、どこかで役に立つかもしれないから
  4. 単純に面白いから

の4つに分けられます。

4以外は社会で生きていくためともいえますね。

だとすればそもそもジャンルを選ぶ前に

「そもそも自分は、どういう人生を送っていきたいのか?」

「何をしたいのか?」

「何を世の中にプロデュースしていきたいのか?」

が決まらないと、進まないわけです。

クリエイティブな業績をあげた個人や組織を振り返ってみましょう。

  • ビートルズ = アメリカ発祥のロックミュージック × イギリスのモッズファッション
  • アップル = デザイン × テクノロジー
  • シャネル = 安価な男性服の素材 × 超高級オートクチュール
  • 坂本龍一 = クラシックの作曲 × ポップス

つまり世の中で売れる・生きていくためには、ユニークなジャンルの掛け算が必要です。

それを歴史の流れを鑑みつつ、次に来るのがこれだって予想して勉強していくのが、大勝ちするときの王道パターンです。

優秀な経営者はみんな歴史が好きなんですけれど、それは歴史は発展しつつ、再び原点に回帰することを知っているからです。

世の中の出来事は、形を変えただけの焼き直しがループし続けているに過ぎないので、ビジネスチャンスを読むのは難しくはないんです。

いま流行っているAIだって、20年前の焼き直しにすぎなくて、単にCPUの処理速度が向上したからできるようになっただけで、理論そのものは進歩してません。

いつ来るのかをピンポイントで当てるのは、神のみぞ知りますけどね。

それとジャンル選びにはもう1つ注意点があります。

さっきの事務系と技術系のキャリア相談の話にもあるように、人間は「ないモノねだり」をしがちです。

多くの人が「自分が持っているもの」を生かそうとせず、「自分が欲しいもの」を追求してしまいます。

他人が持っているモノで、自分が欲しいモノを主軸にしてしまう。

他人が持っている商品を自分が売るっていうことでもあり、勤め人がハマりがちな罠でもあります。

でもそうやって追求したものが、その人のユニークな強みになるかと言うと、これはもう全くなりません。

なので最も大事なのは「自分が今すでに持っているもの」を、どのようにして活用するかを考えることなんです。

これって本人にとっては「できて当たり前、知ってて当たり前」であることが多いです。

なので他人から評価をしてもらって、初めて気づくことが多い。

明らかにするには、360度評価がおススメです。

知識を知恵にする学習システムについて

普通の人が勉強するときに、よくやりがちな間違いがあります。

暗記です。

日本人は、中国の科挙の影響のせいなのか、ひたすら知識をインプットするという作業だけに着目しがちで

  • 何を勉強するか? = What
  • どう勉強するか? = How

については自分で考えずに手っ取り早いアドバイスを求めてしまいがちです。

Whatについては話しましたので、Howを解説します。

知識は知恵にしないと、まったく役に立ちません。

知恵というのは

「たくさんの知識に共通していること = 時代と場所に関係なく成立する原理原則」

のことです。

例えば働きアリの法則というものがあります。

働きアリばかりのアリの巣よりも、多少サボり蟻が混ざっている巣の方が生存確率が高かった

というのが知識であり、この事実を

  • 会社でも成り立つか?
  • 他の動物でも成り立つか?

ってのを横展開していって検証した結果、

「全員が処理能力100%で働いている組織は、大きな環境変化が起こったときに対応できず、死んでしまう」

ことが導かれたとしましょう。

これが原理原則であり、知恵です。

 

マルチクリエイターをしている人は、この手の原理原則を導く力・抽象化する力も飛び抜けています。

抽象化する力はAIには真似できませんから、知識じゃなくて知恵を導くタイプの学習をしていくことをおススメします。

暗記するだけなら、パソコンにやってもらえばいいです。

すでに人間では勝てません。

むしろ検索しやすい形でどんどん知識をストックして簡単に引き出せるようにしておけば、これほど強力な記憶装置はありませんよね。

それでは本日のまとめです。

  • ジャンルをクロスオーバーできる人こそがマルチクリエーター。クロスオーバーするには、教養が必要。専門バカでは不可能
  • どのジャンルで教養をつけていくかを選ぶ前に、自分をどうやってプロデュースしていくかを先に考えるべき
  • マルチクリエーターになるには、原理原則を導く力・抽象化する力を鍛える必要がある

では、また明日。

Ciao~。

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