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アラサー男子がトラブル解決策についてまとめるブログ

マインドフルネスは積極的な傾聴と受容が基礎になる

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こんにちは、小宮山です。

2018年度のマインドフルネスも、そろそろスタートです。

筆者が教えていただいているトレーナーさんが昨年から引っ張りだこになっていて、3月までは仕事をセーブしていたため、筆者も中休みしてました。

家族との時間を大事にしたいから・・・とおっしゃっていました。

他人のために生きるよりも、家族を優先する気持ちはよく分かります。

今年は

  • マインドフルネスの基本になる三経典を学ぶ会
  • リトリートと呼ばれる泊まり込みの瞑想会

に参加する予定です。

人里離れた山奥で自然に囲まれて瞑想すると、より集中できるだけでなく

  • 心のリフレッシュ
  • 脳のバグ出し

にも効きそうですから、ドラゴンボールで言うと「オラわくわくすっぞ」って心境です!

環境ってやっぱり大事で、筆者のように結婚して子どもがいる身で、日常生活でマインドフルネスを効果的に行えるのは

  • 早朝
  • 深夜

のように「一人っきり」になれる時間しかないんです。

なのでこういうイベントは貴重でして、今後も定期的に参加していきます。

アートとか身体論とかヨガとかいった右脳的な分野をブログに書きためていくと、コンテンツの可能性が無限に広がると思いますしね。

今日のエントリでは、マインドフルネスにおいて重要になる「積極的な傾聴と受容」について解説します。

マインドフルネスでは、徹底的に受け身になることを求められます。

傾聴・受容せよとはいうものの、これは「言うは易く行うは難し」の典型でして、むっちゃ難易度高いんです。

マインドフルネスについて

マインドフルネスは日常動作である

  • 歩く
  • 触れる
  • 呼吸する

などの
動作をするたびに「~してる」と認識し続ける作業です。 

ただ感じるだけ。

自分の感情を主体者としてではなく、第3者として見る。

すると怖れ・心配・不安・怒りなどの負の感情が心に生まれても、傍観することができます。

これらは、そのうち消えて無くなっていくものだと実感でき、負の感情への対処は体が自動でやってくれて、ストレスから解放されることを実感できます。

なのでマインドフルネスを行っていくと、体の反応に対する主体性が得られていきます。

主体性とは、自分の人生を自ら取り仕切っているという感じのことです。

自分の内にある価値観や立脚点を内省することで掴むという一種の技術体系であり、心の筋トレとも言われてます。

アクティブ・リスニングとは?

マインドフルネスは自分の声を聴く作業でもあるんですが、本当の「聴く」という行為は極めて難しい。

「聴」という漢字には

  • 十目

が含まれているものの、「口」は含まれていません。

本当の意味で「聴く」には言葉に限らず

  • 沈黙や間
  • 身振り手振り
  • 表情
  • 声の調子
  • 話のトーン

などといった非言語の情報を聴覚だけでなく、視覚を通して多方面からの考察を行い、相手の感情を心で聴く必要があるんですね。

口がないのは、つい話したいという私たちの思いが、しばしば「聴く」行為の邪魔になっているからです。

心が注意散漫になるのを我慢し、評価・分析・解釈・診断・処方などをしようとする欲求を乗り越えて、ただ全身全霊を相手に集中する。

話の内容はもちろんのこと、そこにある感情も含めて意味全体を聴く。

外から見てると受け身ですが、中では極めて積極的です。

なので本当の意味で「聴く」行為をアクティブ・リスニングといいます。

みなさんも、このアクティブ・リスニングがどれだけ難しいかは実感があるのではないでしょうか?

  • 聞いているようで、ほかのことに意識が飛ぶ
  • つい口を挟みたくなる

という経験をしてるし、それが普通です。

マインドフルネスの第一人者であるティク・ナット・ハンは、呼吸などの日常動作に集中してマインドフルネスを行うときに

「動作を殺すな」

と言っていました。

理性で意識して固くなった動作は、もはや自然ではない、それはマインドフルネスではないと言ってるんですね。

またティク・ナット・ハンはフランスの雑誌ELLEの記者から

「初めてマインドフルネスをする人は、なにから始めたら良いでしょうか?」

という問いに

「TVとスマホを消して、妻・子ども・家族と向き合ってください」

と答えました。

向き合うってことは、アクティブ・リスニングするってことです。

これが大変だからこそ、TVとスマホをつけて、ごまかしてるのに・・・。

ですがただでさえ、社会が決めた価値観を刷り込もうとしてくるのに、それに染まらずに自分自身が楽しく、心健やかに過ごすために、アクティブ・リスニングは必須です。

成功した人には色々なタイプがありますが、幸せな人には共通項があります。

それは「自分の心に耳を傾けるスキルを持っていること」です。

他人の意見とか世間体も一応は知っておいた上で、どちらの選択が、より自分の本性にとって心地よいものであるかを見極める術を持っている人が多い。

自分自身へのアクティブ・リスニングをするってこと、マインドフルネスをするってことは、幸せに生きるための一歩なんです。

受容と変容による自己革新

マインドフルネスをしていくと、自分の感情が湧き出てくる原因も明らかになります。

ネガティブなマインドはたいてい、他人や環境、境遇を自分の思う通りに変えられない・コントロールできないことへの欲求不満が原因です。

まじめなひとは

「自分が変わらなきゃ。自分が変わりさえすれば。変われない自分が無能なんだ・・・」

と思って病んでいきます。

ですがそれは自分の本当の声ではなく、学校で刷り込まれた社会が決めた価値観でしょう。

最終的な幸せは自分で定義しなければなりません。

幸せを自分で決められない人は

  • 宗教に入信するか
  • 会社に染まってこき使われるか
  • 企業のマーケティングやメディアの虚像にいいように振り回される

だけです。

米国の心理学者、アルバート・エリスは

周りの人々も自分に起こるどんな出来事も、私たちをダメにすることはない。

むしろ私たちは、自分はもうダメだと信じ込んでしまうことで、自分を本当にダメにしてしまう

と述べています。

そしてロシアの大文豪であるフョードル・ドストエフスキーは

「人は自分が幸福であることを知らないから、不幸なのである」

と述べています。

なので今の状況は「仕方ないよね」と受容してから、「自分がコントロールできること」だけに意識を集中させます。

自分の弱さを体験し、マインドフルネスで心の声を聴いて、自己を超えたあとは別の世界を受け入れて、変容を促進するのが自己革新につながります。

新約聖書にはいろんな奇跡が描かれてますが、とんでもないダメ人間だったイエス・キリストの弟子たちが、イエスの死後に鉄の意志をもった人たちに豹変したってのがあります。

それは「自分の問題は自分で背負うしかないのだ」と腹をくくって、自分の運命をコントロールしているのは自分なんだとわかったから、変われたんです。

良いミッションは人を変えるんですが、心の声を聴いて受容しないと、そもそも良いミッションにたどり着けません。

IPS細胞を発見した山中教授も、受容と変容を通して革新した一人です。

山中伸弥さんは、実は整形外科医を目指していたそうなんですが、ほかの研修医が20分で終わらせられるような簡単な手術に 、二時間もかかる。

あまりにも手術がヘタクソで周りから「ジャマナカ」とも言われていたそうです。

「自分は整形外科医に向いていない」と悟り、諦めたわけです。

ですが

「整形外科医になるのではなく、病気に苦しんでいる患者さんを治したい」

というのが自分の本当の目的だと気づき、研究者として再スタートしてIPS細胞を発見しました。

いきなり人生を変えようとしてもうまくいきません。

変容するにはまず、受容が必要です。

まずは行動を変えてみましょう。

行動を変えると習慣が変わります。

習慣が変わると人格が変わります。

人格が変わると人生が変わります。

マインドフルネスで心の声を聴いて、自分を受容・許すことを始めてはいかがでしょうか。

それでは本日のまとめです。

  • マインドフルネスは自分の声をアクティブ・リスニングする作業である
  • 自分の心に耳を傾けるスキルを持っていると、幸せに生きられる
  • 人生を変えるには、自分を受容・許すことから始めるのが効果的である。自己を超えたあとは別の世界を受け入れて、変容を促進していくと、人生は良い方向におのずと変わっていく

最後に受容と変容を通して、幸せな最後を迎えたガンになった夫婦のエピソードへのリンクを貼っておきます。

www.murphyshigematsu.com

二本の木―夫婦がん日記という本にもなっていますが、最後の

「幸せな二人旅だった。いまはただ感謝だけが残る」

というセリフを読んで、涙が止まりません。

おススメです。

では、また明日。

Ciao~。

スタンフォード大学 マインドフルネス教室

スタンフォード大学 マインドフルネス教室