NEGLIA in Tokyo

やまたつくんのトラブルカルテ

アラサー男子がトラブル解決策についてまとめるブログ

やりがいを搾取するアンフェアな日本の組織

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こんにちは、小宮山です。

ベッキーと川谷氏の不倫に始まったバッシングですが、そろそろみんな飽きてきたのか、ブームが終わりつつあります。

筆者はこの手の

「みんなが叩いてるから、便乗して叩いちゃえ」

のような考え方は大嫌いです。

プライベートはあくまでも私的なことであり、別に法を犯したわけでもないので、第三者が騒ぎたてることじゃないです。

ずば抜けたアウトプットを出して社会に貢献している芽を叩きまくって摘んでしまったら、回りまわって自分たちの不利益になるだけなのに。

  • 小室哲哉さん
  • 舛添要一前東京都知事

なんて、バッシングしすぎたたせいで結局かえって自分たちの不利益になってしまった良い例でしょう。

今日のエントリでは、日本社会にはびこっている因習について解説します。

この因習は「アンフェアである」ことが原因ですが、そろそろ石投げて憂さ晴らしするのを止めないと、衰退します。

個人でできる対応策もご紹介します。

アンフェアは損をするだけ

日本って

  • 正社員
  • 派遣社員

に代表されるように、あらゆるところに暗黙の上下関係があって、それを守らない人を村八分にして干すという八つ墓村チックな仕組みが張り巡らされています。

たとえば筆者は日本の大手メーカーに勤めていますが、どんなに卓越した成果を出しても給料は絶対に上がりません。

肩書も明文化された権限もくれません。

代わりに「言葉にできない地位みたいなもの」で差別化して、報いてきます。

  • みんなから頼りにされる
  • 憧れの的になる

ってな感じで人気者にするわけですね。

ですがこれは、アンフェアでしょう。

そもそもトップとボトムでは、稼いでくる額がふつう100倍以上違います。

なのにトップがもらえるのは「その会社だけで通用する名誉」だけ。

もしもエースクラスに

  • モチベーションアップにダイレクトにつながる給料アップ
  • 予算と権限を増やす

ことをしてあげたら、これらをテコにして、より多くのお金を稼いできてくれます。

彼らは自分のもってる能力と時間を、もっともっと投入してくれるはずです。

パイが広がりますから、みんな仲の良いままで裕福になれます。

ですが「その会社だけで通用する名誉」で差別化し報いると

  • 優秀な人をロックインして、飼い殺しする
  • ぶら下がり社員を優遇し、優秀な社員から搾取する

ことになって、優秀な人はぶら下がり社員を差別することでしか、心の安定が図れなくなっていきます。

共産主義なら、正しいでしょうね。

「公平」じゃなくて「平等」なんですから。

  • SMAPの解散
  • ホリエモンの逮捕

は「暗黙の上下関係」という村の掟を破ろうとしたから、起こりました。

排他的で差別的で、普遍性のない「掟」を破るなら、どれだけ貢献してくれたとしても

「祟りじゃ~っ! 八つ墓の祟りじゃ~っ!」

「火あぶりにしろ~!」

ってな感じで粛清するんです。

魔女狩りなんてせずに、優秀な人の能力を買って、ジャンジャン働いてもらえばいいのに・・・と筆者は思います。

というのも実は筆者も、会社でおなじ目に会ったから。

自分で企画して立ち上げた社内ベンチャーが軌道に乗ったところで、当時の社長と役員が

  • 筆者のための特別ポストの新設
  • 予算と人事権を掌握する権限を明文化
  • ストックオプションの付与

を許可するだけでなく、正式に制度化しました。

給料は上がりませんでしたが、これは社内の「掟」を破る一大事です。

これだけの権限は45~50才の選ばれし者だけに付与される「掟」なのに、30才で付与されるのは前代未聞。

さらに社内ベンチャーの引き取り先を、「現在の」花柄部門にしたことで、またまた「掟」を破ってしまいました。

社内ヒエラルキーで頂点にいる「かつての」花形部門に献上するのが「掟」。

慢性的な赤字部門で、介護されてるくせに。。。

なので筆者は刺されてしまいました。

失脚です。

社長と役員でさえ、掟破りへの村八分という因習をどうにもできないのを目の当たりにして、ショックでしたね。

ベンチャーもかつての花形部門に乗っ取られ、利益率20%だったのにあれよあれよという間に赤字へ。

そして育休をとった筆者以外のベンチャーのメンバーは、嫌気がさして全員退職。

バックアップしてくれた社長と役員も3月に全員退任になり、制度もご破算へ。

おまけに筆者は育休明けの5月から、閑職行きを勧められる始末です。

そういえば、とある新聞に衝撃的な記事がありました。

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  • Q:若い教員が残業しない。働き方改革もあり、無給で残業せよと指導できない
  • A:遠慮せず指導してよい。若い教師に「教師は天職」と感じてもらうために必要な指導だ。ブラックと思われようが手抜きは許されない。

ヤバいでしょ・・・((((;゚Д゚))))

現在の既存の秩序・ヒエラルキーを維持しながら、新人の若い教師から搾取したいという虫のいいことを考えているのが、よくわかります。

自分たちのQOLが下がってるからって、自助努力もせずに若い人の時間に手を突っ込んで、QOLをネコババして解決しようだなんて、ダサすぎる思いませんか?

  • 外国人労働者や若者の過労死
  • 地方が衰退する一方
  • 日本企業が負け続けている

なのも、こういう考え方が原因です。

既存のヒエラルキーを崩されるくらいなら、停滞・衰退でかまわないと思ってたら、みんな不幸になるだけなのにね。

変わらなければ替えられる

筆者の会社も、衰退する一方の地方もそうですが

  • 地方は素敵な場所が多い・我が社の製品は世界一
  • 日本は素敵な国・我が社は素敵な会社
  • みんな分かってないから、教えてあげる

みたいな上から目線の感覚を未だに持っています。

ですが現実は

  • 地方の人口は減少する一方
  • 我が社の新入社員の40%は2年以内に辞める一方
  • 我が社のお客さん・機関投資家は離れていく一方

です。

自分たちの土地の良さ・会社の良さがもっと分かってもらえれば

  • きっと移住者が増えるはず! 
  • 新入社員も辞めないはず!
  • お客さんも増えるはず!

という、その土地や会社をを出たこともないような田舎者の考え方自体が、「君たちは今のままでいいんだよ」という自己愛でしかないです。

そもそも、地方やその会社に素晴らしさ自体が乏しいのが原因でしょう。

新しい何かを生み出す事よりも、今ある陳腐な物で振り向いてもらい、オコボレにありつこうとするだけの田舎や会社に、若者もお客さんも愛想をつかせてるんです。

  • 地方でその土地を出たことがないのに「この土地の魅力はさ~」と語る
  • 新卒入社したまま、転職したことない会社にいて「我が社の強みはさ~」と語る
  • ろくに海外に行ったこともない人が「ほんとにこの国はさ~」とか語る

のはまさに「井の中の蛙」という構図そのものです。

何と比較して考察してるんだよと。

他所を知って始めて、地元の良さをアピールできるようになるんでしょ?

田舎に住んでる人はその場所から出ないと、自分の住んでいる田舎の良さはわからないでしょう。

こんなこと言ってるのは

  • 住んでる理由が地元だからという以外の理由がない人
  • 実家あるし出るのめんどくさいし地元にいる

というパターンってのが実態です。

現実と向き合うところから出発しないと何も変わりません。

本気で「変わろう」と思うかどうか。

ですが本気で変わろうなんて1ミリも思ってないからこそ、「井の中の蛙」になる発言が出てくるだけで、何も行動が出てこないんですけどね。

「変わろう」としない人の末路は悲惨です。

自動車業界は10年前に、CADというコンピュータを用いた車の設計ソフトを、2Dから3Dにシフトすることになりました。

使えない人たちには使えるように徹底的に会社がサポートしたのに、頑として拒否した一団がいたとのこと。

その人たちは、最後にはクビになりました。

ですが業界全体が3Dにシフトしていたのと、新しく入ってくる若者も3Dで設計するのが当たり前になってるので、他に雇ってくれるところはない。

筆者の会社でも数年前に大リストラがありましたが、やはり配置転換ができない変わらない人が率先してクビになっていきました。

変わらなければ、替えられるだけです。

ノスタルジーに浸る暇があるなら、変わろうと思って行動しないと時間切れになって、ゲームオーバーになるだけです。

外資に行ってブランド人になれ!

地方の経済や会社を活性化するには、「掟」を排除するってことであり

  • 掟に従わないよそ者に対しどれくらいオープンでフェアでいられるか?
  • 彼らが暴れまわってデカイ顔をするのを許せるか?

ってことでもあります。

ニセコがいい例でしょう。

いまやニセコは国内の他のスキーリゾートなんかすでに眼中になく、実質的に競合しているカナダのバンクーバーでもなく、お手本は頂点であるスイスのサンモリッツだと、町役場の役人が言い切ってる状況です。

そんな飛ぶ鳥を落とす勢いで国際的リゾートになっているニセコですが、その源流は実はスキーではないんです。

当時、標識の英語表記などの陳情で倶知安町役場に日参していたロス・フィンドレーさんが始めたラフティングツアー事業なんです。

ラフティングは、8人乗りの大型ゴムボートに乗り込み

  • ライフジャケット
  • ヘルメット

などの安全装備を身につけ、手にパドルを持ち激流を下るアウトドアスポーツのことです。

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フィンドレーさんは、最初から外国人をターゲットにしていて、ニセコの自然を国際観光に使おうと行動したんです。

その時に倶知安町役場が

  • よそ者が優勢になり、地元勢が消沈または淘汰されるのは、けしからん!
  • 地元勢を優遇する「掟」に従うなら、話を聞いてやってもよい

と思ってフィンドレーさんを排除してたら、いまのニセコはなかったでしょう。

なのでそういう日本だけで通用するアンフェアで差別的な場所ではなく、フェアな場所で働なければ不幸になるだけです。

ですがニセコみたいなところは、情報が出てこないので、探すハードルは高いですし、そもそも極めてレアなケースです。

なので外資に行くほうが良いです。

給料も地位もきちんと報いてくれますよ。

日本の企業ではムリだとエージェントの方々からも聞いてますし、筆者も実感しています。

逃げ恥でガッキーが商店街の手伝いするときに、ただ働きさせられそうになって

「やりがいの搾取、反対!」

と言って、やりがいの搾取ばかりやってる大人に対して一石を投じていてましたよね。

搾取ばかり考えてるところは変わりませんから、さっさと見切りをつけて出ていくべきだと筆者は思います。

若者は田舎を見捨てて都会に行くのに、会社を見捨てられないのは、おかしいです。

それでは本日のまとめです。

  • アンフェアは損をするだけ
  • 変わらなければ替えられるだけ
  • やりがいの搾取ばかりやってるところは変わらないので、さっさと見切りをつけて逃げるべき

では、また明日。

Ciao~。