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やまたつくんのトラブルカルテ

アラサー男子がトラブル解決策についてまとめるブログ

6才までは愛情たっぷりに育てないとトラウマを抱えてしまいますよ

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こんにちは、小宮山です。

月日が経つのは早いもので、むすこが生まれてから5カ月になりました。

初めての子どもなので、子育ては要領が分からずドタバタしてるのですが、成長の速さに驚いてます。

  • パパとママを認識している
  • よく笑う
  • 高い高いが大好き

などなどのリアクションが出てきて、時間が経つにつれて子育てが楽しくなっているのを実感します。

今日のエントリでは、トラウマの観点から子育てにおいて愛情がどれだけ大事なのかについて解説します。

発達性トラウマという言葉を聞いたことはないでしょうか?

幼少期・児童期の逆境的体験は、脳の発達に永続的な負の影響を及ぼすというものです。

厳しく育てなくてはならないと思ってるお母さんは、子どもが6才になるまでは止めるべきです。

でないと、子どもの将来をかえって毀損します。

母親ってのは、子どもにすごい影響力があるんです。

なぜ6才までの愛着が大事なのか?

私たちの脳は

  1. 心臓の鼓動や呼吸、体温調節などの生命維持機能を担当する脳幹
  2. 記憶と感情・感覚といった情動を担当する大脳辺緑系
  3. 思考・理性を担当する大脳皮質

の3領域からできています。

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脳幹は生まれたときに、ほぼ100%完成しています。

そして大脳皮質は「変化できる」という能力があります。

なので常に未完成であることが大きな特徴です。
脳は膨大な数の神経細胞でつながっていて、学習や体験によって、そのネットワークが組み変わるという話を聞いたことはありませんか?

これは大脳皮質でのお話です。

私たちの情動を担当する大脳辺緑系は

  • 危険の監視者
  • 喜怒哀楽の判断者
  • 生命維持にとって何が重要で何が重要でないかの裁定者

でもあります。

大脳辺緑系には

  • 誕生後5~6年で完成し、一度完成したらもう変えられない
  • 使用依存形式で発達する

という恐ろしい特徴があります。

使用依存形式とは、事象を因果関係ではなく相関関係だけで記憶するってことです。

因果関係とは「2つ以上のものの間に原因と結果の関係があると言い切れる関係」のことです。

たとえば、気温が上がるとエアコンの売れ行きは伸びるそうです。

気温が上がるという現象が原因で、エアコンが売れるという結果が導かれますよね。

原因と結果が明確な1本のストーリーを成しています。

一方の相関関係は「一方の値が変化すれば、他方の値も変化する」という、2つの値の関連性を意味しています。

たとえば、猫が顔を洗うと雨が降るという言い伝え。

雨が降る前は湿気が多くなりやすい   → センサーの働きをしているひげが敏感に反応し、その感度が落ちないようにひげを拭う可能性が高くなる

のであれば因果関係になります。

けれど「猫が顔を洗うと雨が降る」ってのは関連性はありますが、原因と結果に明確なストーリーがあるとは言い切れません。

なので誕生後5~6年までに経験した情動に関することは

  • 納得のいく理由がないまま
  • 無意識のうちに
  • 一生変わることなく死ぬまで

影響を及ぼしていくことになるんですね。

愛着なく育つってことは、常に不安な情動に支配され続けるってことですから、思考・理性を担当する大脳皮質の発達にも大きなマイナスの影響を与えてしまいます。

発達性トラウマの怖さ

発達性トラウマは、大脳辺緑系に刻みこまれた情動です。

なので児童期に虐待されて育った子供たちだけでなく、私たちみんな誰しも何らかの形で持っています。

人間関係に大きな影響を及ぼしまています。

特に

  • 母親と息子
  • 父親と娘

の関係性が分かりやすいでしょう。

男性は女性関係の中に、母親の育て方・影響が色濃く出ます。

たとえば

  • 幼少時に母親に守られて育った経験がたくさんある男性はマザコンになります
  • 一方で母親から突っぱねられて育つと、マザコン要素は皆無になります

そして女性との恋愛や男女の営みにも、驚くべきことに、母親の支配が及びます。

なので足掻き苦しむ人が多いです。

表に出せないだけで。。

筆者のケースでは

  • 幼少時に母親から褒められることはなく、常に不足していることを指摘されてきた
  • テストで99点とったら1点足りないと怒られたり、いい成績とっても1番以外はクズと罵られたりした
  • 一方で下の兄弟姉妹は、1番にならなくても褒められていた

ので、いつまでたっても・どんなにまわりが羨む結果を得ても満足できないという呪いがかかっていました。

家庭をもって初めて自覚できました。

それまでは

  • 自己否定が強く
  • いまの自分が常に嫌いで
  • 他人から評価されなくなることに、いつも恐れおののいて

いました。

なので生き方が刹那的で、危なっかしいことばかりしてましたが、頭ではわかっていても止められない。

大嫌いなじぶんを変身させてくれる洋服が大好きで、とうとう依存症になってしまってるのに、止められない。

自分の家庭という、母親が幼少期に作った呪縛とは違う新しい絆ができたからこそ、逃れられたのでしょう。

母親の支配は恋愛にも影を落としてましたから、大変でした。

ですが母親のほうも無意識に良かれと思ってやってるから、難しい問題なんですけどね。

エゴイズムの投射になってるとは気づかずに。。。

保育園に預けるまえにやっておくこと

いまは共働き世帯が基準になりつつありますから、みなさん子どもを保育園に預けるでしょう。

ここまで読んでいただいた方は

「保育園に預けたら、親の目が届かないから変な発達性トラウマをもってしまうリスクが上がるのではないか?」

と思われるのではないでしょうか?

答えは

「保育園に預ける前までに、親と赤ちゃんの間に絆が形成できていなければ、Yes」

です。

赤ちゃんにとっての絆とは「この人といると安全・安心だという感覚」であり、欲求が満たされることによって育ちます。

  • 20~30センチの距離で声をかけたり、お世話をしてあげる
  • いつも思いっきり泣かせてあげる
  • ボディタッチや抱きしめてあげる

などなど、とにかくひたすら受け止めてあげてください。

最初から自制心をつけるといって、泣き止めさせたり厳しく接するのはNGです。

それは大脳皮質が発達するフェーズである、6才以上で行うべきことです。

大脳辺緑系は誕生後5~6年で完成し、一度完成したらもう変えられませんが、そこまでなら修正できるともいえます。

修正するのは子ども自身であり、絆の深い人の言うことを聞きます。

絆の形成にも先行者優位の法則が働きます。

時間が後に遅れるほど、後発者が勝ちあげるためには、より多くの愛情表現・行動が必要になります。

愛情表現を保育士さんに丸投げして育児放棄しないのであれば、保育園に預けたあとでもあなたが子どもの発達性トラウマをコントロールできる立場にい続けられます。

ですが保育園に預けるのは、6ヶ月経ってからでしょうね。

なぜなら赤ちゃんは

  • 2ヶ月までは目が見えず、触覚と声でしか親を認識できない
  • 喜怒哀楽の喜・楽を表現しはじめるのは4ヶ月以降
  • 保育園に8時間×週5日預けるとすると、追いつかせないだけの時間をストックしておきたい

ので半年・・・少なくとも120日してから預けるのがベターでしょう。

筆者の妻の同僚なんて、2ヶ月で保育園に預けてますけど、大丈夫なのかと思ってしまいます。

まあそのご夫婦は、両方ともバリキャリなんですけどね。

それでは本日のまとめです。

  • 記憶と感情・感覚といった情動を担当する大脳辺緑系は誕生後5~6年で完成し、一度完成したらもう変えられない使用依存形式で発達する。
  • 誕生後5~6年を愛着なく育ってしまうと、思考・理性を担当する大脳皮質の発達にも大きなマイナスの影響が残ってしまう。
  • 誕生後5~6年に経験したことは、発達性トラウマとして何らかの形で残る。特に異性との関係や生き方に、大きく影響を及ぼす。
  • 保育園に預ける前までに、親と赤ちゃんの間に絆が形成できていれば、保育園に預けてもOK。6ヶ月経ってからがおススメ。

子どもは親を選べませんから、エゴイズムを投射する毒親にならないように気をつけたいものです。

では、また明日。

Ciao~。

身体はトラウマを記録する――脳・心・体のつながりと回復のための手法

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