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やまたつくんのトラブルカルテ

アラサー男子がトラブル解決策についてまとめるブログ

転職の極意とは?

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こんにちは、小宮山です。

筆者はできることなら夏のボーナスをもらってから転職したいので、エントリーするタイミングをいつにしようか迷ってます。

早すぎると自分の労働の対価をもらい損ねますし、遅すぎると希望している職種がなくなります。

とはいうものの、今年の夏のボーナスは少ないので、くれてやってもいいと思ってます。

ここ半年で筆者に近い人が毎月1人ずつ退職してまして

  • 出世に敗れた同僚
  • 斜陽セクターにロックインされた同僚

ならいいんですが

 「そこそこ優秀で戦力になる20代~アラサー」

まで辞めてるんですね。

近いうちにクラッシュして東芝みたいになる予兆っぽいですが、立て直すにしても戦力不足では無理だし、筆者のような中間管理職は労力アップのわりにリターンが小さくてわりに合いません。

辞めて転職した人はなぜか

  • 1000万の借金をしてMBAをとりにアメリカへ
  • コンサルティングファームに行く

のばかり・・・。

なんでまあ選りにもよって、旬の過ぎた業種に行くのか理解に苦しみます。

東大生の就職ランキングのトップ5に並んだ業界は旬を過ぎており、転落するのみという説は超有名ですが、今年はなんとコンサルティングファームです。

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筆者は彼らを使う立場に5年前からいますが

  • 経営企画部にリサーチ・資料作成・プロジェクト進行などのマンパワーを提供する「高級文房具」
  • コンサルのお墨付きをもらうことで経営陣の承認を得やすくする「責任の不明確化」

にすぎないです。

  • 業種別チームを作って業種のノウハウを貯めて横展開する「ノウハウ売り」
  • 経営者の「社外の相談相手」

ってのもありましたが、もうこれらはコモディティです。

コンサルで優秀な人は副業して、そっちにシフト&逃げる準備してます。

今でも年に3回は彼らから、しつこく転職の勧誘をされますが、これから暴落する業界に自分という資本を預けるのは愚の骨頂です。

今日のエントリでは、転職の極意について解説します。

筆者の会社のひとたちは、なぜみんな高値掴みしてしまったのか?

それは情報収集がヌルイからではなく、「判断するときの環境を間違えている」のが最大の原因なんです。

転職における2つのパターン

そもそも転職する人は、なんで転職するのでしょうか?

辞めた人たちのあいさつメールをまとめると

  1. 自分のやりたいこと・なりたい自分へ近づくための「攻め」の転職
  2. 自分にとって望ましくない・耐えがたい状況から脱するための「逃げ」の転職

の2パターンがありますが、逃げの転職が99%でしたね。

攻めより逃げの転職のほうが多いです。

敵前逃亡と揶揄するひともいましたが、耐えたところで得るものはないのだから、さっさと逃げるが勝ちです。

一見すると「攻め」の転職は成功する確率が高いように思えますが、攻めるにしても逃げるにしてもそれぞれに注意点があります。

転職はリスクが高いので、失敗しないようにポイントを意識して行いましょう。

リスクが高くても、きちんとマネージできるので怖いものではありません。

攻めの転職における注意点

攻めの転職をする人は「転職によって得られるもの」にフォーカスしがちです。

それは

  • やりがいのある仕事
  • 高いお給料
  • 肩書き
  • キャリアアップ
  • 面白さ

などです。

ですが、おかしいと思いませんか?

どこかで働くというのは、自分の時間を投資するということです。

投資には

  1. 費用
  2. 効果

の2つがあります。

費用なくして対価は得られませんよね。

となると、転職にあたっては

「新しく得られるもの」

だけでなく

「失うもの」

にも目を向けて、きちんと考えておかないとヤバいんです。

みなさん、浮足し立って失敗した経験はありませんか?

浮足しだっている状態とは

「リターンばかりに目が行って、リスクを過少に評価してしまっている」

状態です。

投資では

  • 屈託なく買った株
  • 「もっともっと!」儲けてやろうと思って取ったポジション

が普通、一番損をします。

会社はあくまでも、自分が本領を発揮するステージにすぎません。

たとえば地方の劇団でトップだったからといって、エイベックスに移ってもおなじパフォーマンスを出せるとは限りませんよね。

むしろ落ちるかもしれない。

一流のサッカー選手だからといって、プロ野球選手にはなれないでしょ?

課題をだれかから与えてもらってたほうが仕事のパフォーマンスを出せる「課題先行」の人が、自分で仕事をつくる「好奇心駆動」を求められる場所に行ったら、どうなるでしょう?

悲惨ですよね。。。

あなたが移ろうとしている土地は

  • 誰もがうらやむ肩書き
  • キャリアアップにつながる

のかもしれませんが、あなた自身がきちんと咲き誇れるかどうかは意識しておかなければいけません。

水が合わずに枯れてしまったら、元も子もありません。

それと

  • お給料の高さ
  • キャリアアップ

を「やりがい・面白さ」よりも優先すると失敗する確率が高くなります。

お給料の高さ・キャリアアップは外発的なモチベーションアップであり、仕事がつまらなければつまらないほど、コスパを基準にして仕事するようになります。

コスパだけで仕事するようになると、仕事は続けられません。

アウトプットの質・量ともに下がりますから、評判もだだ下がりになる一方。

なので浮足し立たず失うものに目を向けて、転職しましょう。

ちなみに筆者は、30才のときにやった「攻めの社内転職」でここに挙げた地雷をぜんぶ踏んで、悲惨な結果になりました。

プログラミング部門からエンジニアリング部門へ異動しました。

「ソフトとハードのスキル両方をもてれば、神になれる!」

と息巻いて決断しましたが

  • 専門がまったく重ならない
  • 好奇心駆動ではなく、課題先行が求められる部門

といった感じで土壌も水もまったく合わず、枯れはててしまいました・・・orz

「ふつうはお前みたいな飛び地はやらない。リターンは確かに大きいが、リスクがキャパ越えだから、枯れるだけだ」

と異動した後に大御所に言われましたが、まったくもってその通り。

社内転職だったから傷は浅くて済んだものの、社外転職だったら完全に詰んでました。。。

若気の至りです、ハイ。

逃げの転職における注意点

転職の大多数は「攻め」ではなく「逃げ」です。

ですが何度も言うように、逃げの転職はネガティブではありません。

就職は投資であり、お見合い結婚でもあります。

株式投資では会社がダメだとわかれば株を売りますよね?

下がり続ける・ぞんざいに扱われてるのにガチホする・執着すると、損失が大き過ぎて身動きがとれなくなります。

恋愛なら自分の精神状態が良くないと、変な男とマッチングしてしまう確率が高くなります。

お金より大切な自分の時間と労力を会社に投資しているし、社会への影響力や良い給料や成長できる経験に賭けているのだから、

  • 道具立てが自分が演じたい出し物とマッチするならパフォーマンスすればいい
  • ハコが気に入らないなら他へ移れば良い

だけです。

ですが1点だけ注意点があります。

「あと半年待てないか?」

です。

待てるだけのエネルギーが残ってなければ、迷うことはありません。

すぐに転職すべきです。

ですが一方で悪い状況は、いつまでも続くことはありません。

  • いいことが続けば、その後は悪いことが起こります
  • 悪いことが続けば、その後はいいことが起こります

結局は長い目でみると「平均値」に落ち着きます。

上司が転職の原因なら、嫌だと思ってるのは、あなただけじゃないので、近いうちに異動になるでしょう。

「何もしないで待つ」

のも立派な戦略です。

歴史に残る軍事学者であるベイジル・リデルハートは、次のように述べています。

ものごとがいずれにも決しない状態に耐えるのは、とてもつらいことである。
そのつらさに耐えかねて安易に「死に至る道」に逃げ道を求めようとする者は昔から個人にも国家にもみられた。
しかし、このつらい「宙ぶらりん」の状態に耐えることこそ、可能性の明確でない勝利の幻想を追い求め、国家を灰燼に帰せしめるよりは、はるかに優れた選択なのだと銘記すべきである。

逃げの転職をせざるを得ない状況ってのは、非常につらくて一刻も早く逃げ出したい状況なわけですから、拙速を優先しがちです。

なのでリスクの高い選択をしてしまい、命取りになる可能性が高い。

「待つ」

と決めたら、消耗を最小限にする生活に切り替えましょう。

仕事のアウトプットを下げて、早く帰るんです。

会社はいい顔しませんし、働かせようとしてきますが、無視です。

自分の精神状態が良くないと、

  • 「平均値」が下がっているのかさえ、判断できなくなる
  • 変な転職先とマッチングしてしまう確率が高くなる

だけでいいことはありません。

いいことが続く状況になったときに精神状態も良ければ、動かなかったときの含み損は簡単に取り返せます。

あせる必要はまったくないです。

「何もしないで待つ」のも選択肢にいれておいてください。

拙速を優先し、暴落する業界に自分という資本を預ける結果になると、また転職しなくてはならなくなります。

自分の価値は下がっていく一方です。

筆者は2年間、干されたことがありますが、耐えぬいたら好転しました。

もちろんその間は転職を考えたし、活動もしましたよ。

でも反転するのが見えてましたから、耐えきりました。

ですがいま属している会社は、これから先は

  • 自分が演じたい出し物とマッチしない
  • 100%のパフォーマンスで活用されることはない

と確信したので、転職するんですけどね。

それでは本日のまとめです。

  • 転職には自分のやりたいこと・なりたい自分へ近づくための「攻め」の転職&自分にとって望ましくない・耐えがたい状況から脱するための「逃げ」の転職の2パターンがある
  • 攻めの転職では、「転職によって得られるもの」だけでなく、「失うもの」・きちんと咲き誇れる土壌かどうかにもフォーカスすべき
  • 逃げの転職では、「何もしないで待つ」戦略も視野に入れるべき。逃げの転職をせざるを得ない状況は、非常につらくて一刻も早く逃げ出したい状況であり、拙速を優先しがちなので、リスクの高い選択をしてしまい、命取りになる可能性が高いから

転職でズッコケないためにも練習が必要ですから、筆者はまずは社内転職をおススメします。

被害を最小にするパッシブセーフティが、社内転職では強力に働いてくれるので。

会社がこれまでの貢献に応じて、あなたを救おうとしてくれます。

それと全ての投資には「出口戦略」があるように、全ての会社には入社した瞬間から

  • どうやってハッピーに退社するか?
  • 何を獲得してどうなったらそれが実現できるのか?

という出口戦略があってしかるべきです。

出口戦略があると「攻めの転職」がしやすくなります。

ロスカットの基準を設けると、会社がダメだとわかったとき・会社からぞんざいに扱われる、干される局面で逃げやすくなるので、傷が浅くて済みます。

そしてみなさん、自分という人材が1人だけ所属している人材派遣会社の社長になったとして、この従業員を

  • どこの会社や業界で
  • どういう仕事をさせると
  • 一番稼げて
  • 世のためにもなり
  • 本人もハッピーになるか?

を考えて転職先を選んでみると、失敗しにくくなりますよ。

では、また明日。

Ciao~。

天職は寝て待て?新しい転職・就活・キャリア論? (光文社新書)

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