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先行者利益がどれだけスゴイかを説明しましょう

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こんにちは、小宮山です。

メーカーに勤めていると、経営陣から

「これからの時代、2番手はダメだ。やっぱり1番乗りが重要だ!」

っていうセリフを耳にタコができるぐらい聞かされます。

確かに一番乗りってのは、ある意味で正しいですが、そもそも企業が儲けるには新しいアイデアではなく

「製品・サービスを提供する会社をいかにして自分の会社だけにしてもらうか」

がキーになります。

なので別に1番乗りである必要はなく、先行者が市場を切り開いた製品・サービスをパクッて、作りこんで出すほうが合理的です。

それじゃあ、後出しじゃんけんが常に有利なのでしょうか?

答えはもちろん、「No」です。

今日のエントリは、先行者利益がどれだけスゴイかを解説します。

今話題になっている仮想通貨という株の一種を例にすると分かりやすいので、これを交えてご紹介します。

先行者は圧倒的に有利である

2017年に仮想通貨という株の一種は、とんでもないレベルで上昇しています。
仮に2017年1月1日に買っていたとしたら、12/31時点では

  • ビットコイン:14倍
  • リップル:273倍
  • ネム:240倍
  • リスク:129倍
  • イーサリアム:86倍
  • ダッシュ:84倍
  • ライトコイン:49倍
  • モネロ:23倍
  • イーサリアムクラシック:18倍
  • オーガ:16倍
  • ファクトム:14倍
  • バージ:9815倍
  • モナコイン:377倍
  • ザイフトークン:2倍

になっていました。

ちなみに筆者が買ってガチホしている銘柄は、リップルです。

仮に1/1時点で10万円分のリップルを買っていたら

「10万 × 273 = 2730万」

になっているわけです、ハイ。

今から同じ銘柄を買って筆者に勝つためには、当然のことながら「元本」がより多く必要になります。

少なくとも2370万以上という超高額な現金がマスト。

つまり

  • 元本が少ない人は、より速い時期に参入するしか勝つ方法がない
  • 後発が先発を抜くためには、大量の軍資金が必要になる

わけですね。

時間が後に遅れるほど、後発者が勝ちあげるためにはより多くの元本が必要になります。

ベンチャーがつねに先行しなくてはならず、大企業が後発を好む原因は、大量の軍資金・人的リソースの差に起因しています。

速度はお金そのものなんですね。

え?

軍資金が豊富な会社であれば、必ず勝てるじゃないかですって?

答えはNoです。

みなさん

「この株って、価格の伸びしろがどこまであるのか?」

を忘れていませんか?

仮に273倍で頭打ちになるとしましょう。

先行者であれば、すでに2720万の利益がありますから、すでにボロ儲けしています。

けど後発者の利益はゼロです。

たとえ2730万投資できたとしても・・・です。

投資したとたんに市場が1/100に縮小していったら、どうなるのでしょう?

株は27.3万になりますから

  • 先行者は、それでも17.3万円の利益があります
  • 後発者は・・・2500万円以上の損失になります!

株って人生同様に、下り坂・上り坂を繰り返しながら徐々に上がっていきますから、どこかしらで

「元本割れして赤字になる = 含み損」

をかならず経験します。

耐えなければなりません。

先行者であれば、最初に使っている軍資金はそもそも小さいので精神的に耐えられますが、後発者が耐えるには、強い忍耐力が必要です。

なので耐えきれずに撤退するケースが多いです。

そして含み損になっていると、創業者とその一族でない限り、社内の敵から集中砲火を浴びますから、サラリーマンが社長をやっている大企業は撤退します。

今やビールのシェアNo.1に迫る勢いになっているサントリーのプレミアムモルツなんて、黒字になるまで45年もかかってます。

サントリーが創業者一族による経営になっているからこそ、可能な戦略です。

そもそもすぐに黒字になる投資は負けることが多く、あるいは、うまく出し抜いたと思ってたとしても、実際はたいしたパフォーマンスは出ていません。

なぜならすぐに黒字になるってことは、著しく価格が伸びた後で参入しているわけでして、そのあとの伸びしろは少ないからです。

業界用語では、高値づかみといいます。

株価の上昇一気に飛びつき瞬く間にいなくなってしまう短期の投資家は、いなご投資家とも言われており経営センスのない人の典型です。

実はうちの会社の新しい経営陣って、みーんな「いなご投資家」なんですよね・・・orz

先行者はますます有利になっている

今回の仮想通貨が特殊なのは、株そのものではなく「トークンエコノミー」と呼ばれる新しいモノです。

株で回っている現在の資本主義経済とトークンエコノミーは全然違う構造をしてる。

どちらも投資家から資金を調達する手段なのですが、株って何年かしないと売れないというルールがあります。

なので先行者が、リスクとコストを負います。

あとから入ってきた人たちのほうが株を売れるまでの時間が短いので、低リスクで利益を得ることができます。

ですがトークンエコノミーでは、売るまでの縛りがないのでさっさと現金化できます。

つまり、先行者ほど低価格・低リスクで儲けられることになるわけで、うまくいくかどうか様子見するのは「損」に変わりました。

考え続けるよりも、ちょっとでよいからさっさと行動しておくほうが良いです。

筆者が買っているリップルは1年で273倍ですが、中には66000倍というぶっ飛んだ銘柄もあります。

1万円だけでも投資してたら、6.6億円の資産になっていた・・・。

先行者が総どりする時代がスタートして、広がり始めていると思ったほうが良いです。

余裕がなければチャンスを逃してしまう

さてこの仮想通貨ですけど、実は金融の専門家は乗れていません。
そして仮想通貨業界のベテランたちは、10~270倍の銘柄には乗れましたが、66000倍といったさらに桁違いの爆上げには乗れませんでした。

なぜなら常識にとらわれていたからです。

「そんなこと、起こるわけないでしょ!」

・・・って。

相場では儲けた人が正しいですから、彼らは見過ごしていたんですよ。

これって大企業にたとえると、東京本社でふんぞり返っているトップ層が、地方や現場に行かないから、何が起こっているのかまったく見えてないのと同じです。

なぜ現場に行かないのでしょうか?

一言でいえば、社内政治で忙しくて余裕がないから。

余裕がないと、新しい知識や知見を学ぶことができませんし、チャンスが来ても見逃してしまいます。
学ぶってことは、今までの自分の考え方をブラッシュアップする必要があるので、労力がかかります。
なので儲けの新しいルールが出現したとき、いち早く学んで乗っかるためにも気持ちと時間に余裕が必要です。

実は筆者も仮想通貨は最初うさんくさいと思っていましたが、在宅勤務と育休で余裕ができたのでお試しで始めたのがきっかけです。
会社に貢献するよりも、2桁違うリターンを誇りますから、仕事で自分を埋めつくすことの恐ろしさを改めて実感しました。

それでは本日のまとめです。

  • 先行者は圧倒的に有利である。時間が後に遅れるほど、後発者が勝ちあげるためにはより多くの元本が必要になるし、含み損にも耐えにくくなる
  • 先行者はますます総どりできるようになっている。先行者であればあるほど、低価格・低リスクで儲けられる時代になった
  • 時間に余裕がなければチャンスを逃してしまう。仕事で自分を埋めつくしても、コスパは悪いから投資を学ぶべき

2017年はまさしくエポックメイキングな年だったと思います。

2018年からはこれらがさらに加速していくはずです。
乗り遅れないように気をつけましょう。

では、また明日。

Ciao~。