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学歴エリートはなぜミリオネアになれないのか

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こんにちは、小宮山です。

もう年末ですね。

ちょっとまえに筆者は、高校の同窓会に行ってきました。

面白かったのが

  • 東大や医学部に入った成績トップたちは、いろいろな経緯で没落していた
  • 成績ビリだった人たちが、楽天のマネージャーや自分で起業して経営者になっていた

完全に逆転していたんですよ。

筆者がおつき合いしてきた女性の中にも

「超有名私立中学~超有名大学」

という経歴なのに、今は小さい弁護士事務所の事務員やってる子がちらほらいます。

今日のエントリでは、学歴エリートが必ずしもミリオネア・成功者になれない理由について解説します。

親が高い金・労力を払って有名大学に子どもを行かせたがるのは、給料の高い会社に就職させるためです。

確かに可もなく不可もない人生を送れますし、学歴というゲタを履くことは、どの国でも就職に極めて大きいインパクトをもっています。

ですがミリオネア・成功者のほとんどは大学中退です。

などなど、昔から今も枚挙にいとまがありません。

みなさんおぼろげながら理由は分かっているはずですが、改めて言語化してまとめてみます。

学校教育の目的はしつけである

ボストン大学の研究者であるカレン・アーノルドは、1980~90年代にイリノイ州の高校を首席で卒業した80人のその後を追跡調査しました。

彼らの90%は専門的キャリアを積み、40%が弁護士、医師もしくはエンジニアとなっていました。

彼らは堅実で信頼され、恵まれた暮らしを送っていました。

ですがアーノルドは次のような見解を述べています。

主席たちの多くは仕事で順調に業績を重ねるが、彼らの圧倒的多数はそれぞれの職能分野を第一線で率いることはない。
優等生たちは先見の明をもってシステムを変革するというより、むしろシステム内におさまるタイプだ。
彼らは仕事でも私生活でも万事そつなくこなすが、一つの領域に全身全霊で打ち込む方ではないので、特定分野で抜きんでることは難しい。

学校の成績優秀者はエキスパートになれないし、リーダーにもなれないんですね。

そもそも学校は、言われたことをきちんとした能力に報いる場所です。
しつけが目的なんです。

成績優秀者たちにも自覚があります。

「総合点ではわたしが上だけど、ある特定の分野・・・たとえば数学に関しては、わたしなんかより賢い子がいるのよ。ほら、〇〇君は数学だけはいっつも100点じゃない」

って筆者の高校の主席の女の子はよく言ってました。

学校ではどんなに数学が好きでも、数学だけやってるわけにはいかないんです。
だって優等生になるには、歴史も勉強してAをもらわなくてはいけません。
それがルールだから。

ですが社会人になったら、ルールなんて変わるし変えられることは常識ですよね?

ビジネスだけでなく、サッカーやF1などのスポーツでさえ、コロコロとルールは変わります。

ルールに従う生き方は、良くも悪くも両極端を排除します。

致命傷になる事故は避けられますが、最速記録は出せません。

そしてルールが変わった途端、対応できずに真っ逆さまに転落する。

定められた道筋なんて、ありませんからね。

学校で優秀になりすぎた人は、ミドルリスク・ハイリターンな人生を歩む羽目になるんです。

天才やリーダーは落伍者である

天才やリーダーのほぼ100%は、学校では落第点だった人たちです。

世紀コースで昇進を重ね、定石を踏んでものごとに対応し、周囲の期待に応えていって出世したリーダーもいます。
いわゆる伝統的なリーダーってやつです。
けれど彼らの業績に、顕著な差はみられません。
ハーバード大学ビジネススクールの研究結果から、伝統的なリーダーがやることは常套的なので、彼らが及ぼす影響力は大きくないことが判明しています。
むしろ正規のコースを経ずにリーダーになった人がやったことは、極めて影響力が大きいことも明らかになりました。
乱世のリーダーですね。

両者がどれだけ違うのかは、第二次世界大戦中のイギリスの首相を比較するとよくわかります。

ひとりはウィンストン・チャーチル
もう一人はチャーチルの前の首相であるネヴィル・チェンバレン

チャーチルは首相になるはずのない人でした。
たしかに切れ者ですが、偏執的で何をしでかすか分からない危険人物というのが彼の評判でした。
愛国心に満ち溢れ、イギリスへの脅威には病的ともいえるほど手厳しく、やかましい。
ヒトラーだけでなく、ガンジーさえも危険視していました。
おかしいと思ったらルールだけでなく、システムさえも破壊することをいとわない。
何かにつけてことを荒立てずにはいられない変人でした。

一方のチェンバレン
名門貴族出身ですべてをそつなくこなす超優等生。
何事も荒立てずにすませようとする。

結果としてチェンバレンヒトラーに融和策をとったので、ポーランド侵攻に始まり、フランスまでもが占領されてします。
いじめっ子に弁当代を渡したら最後、もっと巻き上げられるだけだと主張したのはチャーチルでした。

筆者の会社も1997年に赤字になって倒産しかけたことがあります。
そのとき社長に抜擢されたのも、傍流でたたき上げの人でした。

頭の悪いバカだというのがもっぱらの評判だった人でした。
ところが3年で黒字化させて、その後の業績新記録を10年間続けることになるんですね。

ほかにも

などなど、みんな切れ者ですが変人と呼ばれていた人たちです。

はみ出し者なんです、彼らは。

あなたが咲き誇れる場所を探しましょう

そんな彼らが花開いたのはなぜなのでしょうか?

それは

「おかれた場所で咲く」

のを選んだのではなく、

「咲き誇れる場所を探した」

からなんですね。

スウェーデンにおもしろいことわざがあります。

大半の子どもはタンポポだが、少数の子は蘭である。
タンポポはたくましい。
それほどきれいな花ではないが、どんな環境でもよく繁殖するので、わざわざ手間暇かけて育てようとする人はいない。
一方、蘭はきちんと管理してやらないと枯れてしまうが、丁寧に世話をすればタンポポなどが足元にも及ばない、それはそれは見事な花が咲く。

天才はまさしく、「蘭」です。

生かすも殺すも状況・環境しだいだということが分かってきました。
遺伝学も同様の見解になりつつあります。
いままでは良い遺伝子・悪い遺伝子とレッテル貼りしてきたが、環境次第で特性を変える・・・と。

なのであなたが咲き誇れる場所を、探しましょう。
その環境では弱みだったものが、べつの環境では往々にして強みに変わることが多いです。
ハーバード大学経済学部の准教授であるゴータム・ムクンダは、

  • 第一のステップは自分のタイプを知ること
  • 第二のステップは自分に合った環境を選ぶこと

がキーポイントであると述べています。

じぶんを成功に導く環境を選び出す必要があります。
コンテクストは非常に重要。
ある状況で目覚ましい成功をおさめた「ふるいにかけられていない」リーダーは、ほぼ例外なく別の状況では悲惨な失敗をとげることになります。
彼らはついついこう考えます。
「わたしはいつでも成功してきた。
わたしはいつも成功者であり、わたしはわたしゆえに成功してきた。
だからこの新しい環境でもきっと成功するだろう・・・」と。
でもそれは間違いです。
あなたが成功できたのは、たまたまあなたの性質や先入観、素質、能力のすべてがその環境で成功を生み出す要素にそっくり当てはまったからです。

自分の強みやタイプは、今ではストレングスファインダーなどのツールで確認できます。
けれど環境の力は、見過ごされがちです。
自分をよく知って、正しい土地を選ぶ。

あなたが咲き誇れる場所を探しましょう。
今は変人扱いされて芽が出ていなくても、きちんとした土地に移ればきっと咲き誇れますよ。

それでは本日のまとめです。

  • 学校教育の目的はしつけである。学校は、言われたことをきちんとした能力に報いる場所であり、致命傷になる事故は避けられますが、最速記録は出せない。おまけにルール変更に対応できない。
  • 天才やリーダーのほぼ100%は、学校では落第点だった人たちである。そんな彼らが花開いたのは、自分が咲き誇れる場所と出会えたから。
  • 自分の強みやタイプについては調べるツールがあるが、環境はない。環境の力は見過ごされがちだったから。自分をよく知って、正しい土地を選びましょう。

筆者にもイタイ経験があります。

30歳までは研究開発職だったのに、何を血迷ったのかメカトロニクスのエンジニアに社内転職。
全くの異分野だけど、何とかなるやろと思ってた自分を殴りたいです。
それはもう、悲惨極まりないパフォーマンスでしたよ orz
自分を生かせる環境の重要さを、実感できた日々でした。
けれど一歩を踏み出さないと、何もわかりません。
間違ってたらさっさと軌道修正すればいいんです。
修正できる環境に身を置く必要は、ありますけどね。

では、また明日。
Ciao~。

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