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日本人の特徴って何だろう?

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こんにちは、小宮山です。

筆者は四国のとある田舎出身なのですが、非合理的な風習が今でも残っています。

義理の兄は関東の山奥の出身でして、イエどうしの文化の違いでたまにバトルが繰り広げられることがあります。

昔からの風習のなかでも、楽しめそうなことは受け入れますが、先祖代々の土地を守るなどの束縛する系の風習は拒否しています。

だって八つ墓村の因習っぽいですもん。。。

今日のエントリでは、日本人の特徴について解説します。

誰もが思春期は

「私って何だろう?」

的な自分探しをしたことがあると思います。

筆者が高校生の時はヱヴァンゲリヲンがはやっていたので、筆者も自分のアイデンティを探す旅をしていました。

海外の人と仕事をすると、ますます

「日本人ってどんなイメージなんだろ?」

と思うようになって調べてみました。

するとビックリすることが明らかになったんです!

日本人が考える日本人は作られた存在

日本人が考える日本人については

  • 内村鑑三の代表的日本人
  • 新渡戸稲造の武士道
  • ルース・ベネディクトの菊と刀

といった本に、分かりやすく書かれています。

ですがこれらは近年、日本人について書かれたものではないことが研究者に指摘されています。

内村鑑三と新渡戸稲造はキリスト教徒です。

かれらが本を書いた目的は

「欧米人に対して日本にもキリスト教を受け入れるだけの文化があることを証明する」

ことでした。

なので武士という理想のキャラクターを想像し、世界的な大ヒット商品に仕立てる必要がありました。

武士道は騎士道と類似している点が多いです。

なぜなら欧米人誰もが知っている騎士道と比較しやすいから。

当時の欧米では騎士道から資本主義へ移行しはじめたタイミングであり、欧米人は古きよき伝統が蝕まれていると憂いてました。
そのタイミングで日本では騎士道が武士道という形で残っているという物語は、非常に受けがよかったわけです。

ルース・ベネディクトの菊と刀は第二次世界大戦中に、米軍からのお達しで

「欧米人と日本人の違うところのみを書け」

と言われた書物です。

コロンビア大学教授であるエドワード・サイードは菊と刀について、こう述べています。

西洋人は自らのアイデンティティである白人は優秀であることを確認するために、人種的に劣った東洋人を必要とした。
あるいは文明に毒された西洋人を批判するために、文明化以前の純粋な東洋人にあこがれた。
そしていずれの東洋人も、実際に東洋で日々生きている人たちとは無関係の、西洋人がつくりだした幻想にすぎない。
それまで自分たちを東洋人と考えたこともなかった人たちが、自分たちの自画像を西洋といういびつな鏡を通して描くようになり、自分たちについて語るようになるのだ。

私たちが考えている日本人は、輸入品なんですよ。

現在は「人は環境で決まる」のが常識になりつつあります。*1

アメリカ人が日本に住むと

  • 自己主張しない
  • 空気に合わせる
  • 一致団結する

などのように日本人と同じ振る舞いをするようになります。

一方で日本人はアメリカに住むと、

  • 自己主張強い
  • ナイスガイ

になることがレポートされています。

日本人は超功利的・超個人主義である

じゃあ、私たち日本人の本当の性格はどんなものなのでしょうか?

ミシガン大学の教授であるロナルド・イングルハートが、2000年に明らかにしています。

イングルハートは

  • 宗教は人生においてとても重要ですか?
  • 安楽死は絶対に認められませんか?
  • 女性は子どもを産むべきですか?
  • テクノロジーの発展は好ましいですか?

といった質問を世界規模で行いました。

そして

  • 縦軸に伝統的価値(封建社会の価値観)と世俗-合理的価値(近代社会の価値観)の対立を
  • 横軸に生存価値と自己表現価値の対立

を人種ごとにそれぞれマッピングしてみたんです。

すると文化圏によってきれいに分類できちゃったんですね。

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この図から日本は

  • 合理性は極めて高い。トップ
  • 自己表現価値も高い。

ことが分かります。

つまり日本人は

  • 得なことはするが、損なことはやらない
  • 自分らしく生きたい

という功利的な性格をもってるってことです。

実際、日本人は昔から個人の欲望を制限するお上・権威が大嫌いです。

これは個人主義そのものです。

そして

  • 宵越しの金はもたない:江戸時代
  • 今が楽しければ、来世はどうなったってかまわない:万葉集

という言葉が残っているように、日本人はむかしから快楽主義で生きています。

確かに・・・と思いませんか?

びっくりしますよね。

ついでにいうと、日本がお手本にしたがる

  • ドイツ
  • 北欧

とマッピングされている位置が極めて近い点も面白いです。

強力なムラ社会は裏返しである

日本人が超功利的・超個人主義であるからこそ

「共同体意識 = ムラ社会」

が強力になります。

人間は何かに帰属してないと不安になる生き物です。

なぜなら古代は集団で生活しないと生きていけなかったから。

共同体は安全保障システムであると、本能に刻み込まれてます。

共同体システムが強固じゃなかったら、日本人はバラバラになり、不安が増加して生きていけなくなります。

鬱・自殺は増えていくでしょう。

「あれ? 今の日本じゃんか」

と思ったそこのあなた。

正解です。

一人一世帯が進行している国は、日本だけです。

他の国にムラ社会はありません。

なぜなら血縁という強い共同体システムがあるから

日本では血縁や地縁のしがらみは、めちゃくちゃ嫌われているんですけどね。

形だけ欧米を見習ってしめつけを緩めていった結果、日本はヤバイことになってるんです。

代わりに登場したのが

「会社」

です。

会社が日本人のアイデンティティになってしまい、すがっていく。

筆者は、家族の養育・親の介護といった背負うものが多くなる40代以上の人たちが、会社にすがっていく様子を見てきました。

会社は安心を与えてくれる一方で、会社は自分をしめつける「ムラ」なので、会社は嫌い。

toyokeizai.net

私たちがやるべき&知っておきたいこと

日本人が今まで試みてきたことは、これまたイングルハートの価値マップで説明できます。

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  1. 昔の共同体を復活させる。目指すべきはカトリックの国
  2. グローバルスタンダードに沿って生きていく。目指すべきはプロテスタントの国&アメリカ

カトリックの国になれば鬱や自殺する人は減って社会は安定するでしょうけど、貧乏です。

プロテスタントの国になれば経済的には豊かになりますが、ムラという共同体は崩壊するので、精神的にはボロボロになります。

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なのでこれから目指すべきなのは

  • 仕事はグローバルスタンダードでやる
  • 共同体はムラではないものを生み出す

ことです。

仕事に関しては、もはや日本だけで通用するローカルルールでやる会社はつぶれていきますから、さっさと乗り換えた方がよいのは分かりやすいでしょう。

共同体については、自分で生み出すしかありません。

  • 地元に残った人・帰った人たちは、地縁を大事にすることを選んだ
  • 家族を大事にする人たちは、血縁を大事にすることにした
  • 仕事を大事にする人たちは、仕事仲間のコミュニティもしくは会社を大事にすることに決めた

これらはそのときどきで乗り換えることができます。

仕事仲間は裏切られることが多いですし、経済状況に左右されます。

地元は仕事がなくなると、離れざるを得ません。

家族はこじれると一番厄介です。

なので状況に応じて、帰属するコミュニティを選んでいくのがベストかと。

ちなみに筆者は

「独身のときは会社&副業仲間 → 結婚してからは血縁」

に自然になりました。

結婚してからドライになったと会社の人たちからは言われます。

そりゃそうでしょ(笑)

筆者のメンターと某大学の講師も、血縁優先でキャリアチェンジしましたもん。

それでは本日のまとめです。

  • 日本人が考える日本人は輸入品である
  • 日本人は功利的・個人主義である。強固なムラ社会はその裏返し
  • 人間は何かに帰属してないと不安になる生き物であり、ムラが崩壊した日本人は不安でいっぱいになる
  • 私たちがやらなくてはならないのは、仕事はグローバルスタンダードでやり、共同体はムラではないものを生み出すことである
  • 地縁・血縁・仕事が共同体の候補であり、そのときどきの状況で乗り換えられるようにするのがベスト

では、また明日。
Ciao~。

(日本人)

(日本人)

 

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*1:長谷川眞理子著。きずなと思いやりが日本をダメにする

*2:橘玲著。かっこ日本人