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長いストレスによる蓄積疲労で心を壊さない正しい方法

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こんにちは、小宮山です。

筆者は「竹やり方式」でがんばる会社で体とメンタルを壊しかけたことがあるので、自分で試してみて効果があったヘルスケアの記事を書いています。

いろいろなヘルスケアの本や論文を見ても、たいていは簡単に回復できる状態での処方箋ばかり。

修羅場の真っただ中にいるときの、いわゆる防御せざるを得ないときのヘルスケアについては少ないのが実情。

たいていは華々しい成果につながらないので、恥と思ってふたをするケースが多いから、報告事例が少なくて研究が進まないのでしょう。

今日のエントリでは、そんな防御せざるを得ないときのヘルスケアについて解説します。

蓄積疲労に注意せよ

どんなに優秀な人であっても、長い間ストレスにさらされ続けると壊れます。

蓄積疲労ってやつです。

物理学では超有名な法則でして、タワーマンションなどを作る時は、きっちり対処して建物を設計しています。

物体は自分のキャパよりも小さいストレスであれば、一時的に受けても破壊されることはない。
許容範囲内であればストレスを取り除くことにより、元の状態に復元するからである。
しかしながら、マクロ的には許容範囲内の小さいストレスであっても、原子レベルの微視的状態においては、
ごく一部の原子が元の状態に戻らない振る舞いを起こし、それが蓄積されることによって強度が劣化していく。
元の状態に復元する前に小さいストレスがかかる状況が続いていくと、本来のキャパよりも著しく小さくストレスであっても、破壊されてしまう。

日本の組織は、とにかく休まずに頑張ることを強要します。
ですがストレスが回復する前に次から次へと仕事を強制すると、長期戦は戦えなくなります。
どんなに優秀な人であっても、壊れるんです。
それが物理学で証明されてるんですから。
「休憩をとる」

のも仕事のうちです。

逆に

  • 「血尿が出るまでやれ!」
  • 「死ぬまでやれ!」
  • 「根性見せろ! 頑張るんだ!」

的な会社からは、さっさと逃げた方がいいです。
近いうちに、潰れますからね。
だって自衛隊でさえ

  • 行軍よりも多くの休憩をはさんでいる
  • 休暇は仕事であり、きちんととるように厳密に管理している

のですから。
そうしないと指揮官もメンバー壊れていって、とてもじゃないけど長期戦は戦えないというエビデンスがあるからです。

蓄積疲労の3段階モデル

蓄積疲労には3段階のモデルがあります。

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第1段階では、ぐっすり一晩眠ればすぐに回復できる状態です。
わたしたちが疲労と呼んでいるのが、これです。

第2段階では、イライラしがちで不安になりやすい状態です。
この段階のポイントは思考や感情です。
自分に負荷を与えそうな人や組織への警戒が異常なレベルになり、些細なことにも不信感をもちます。
外的刺激に対して非常に弱い状態ですから、同じ出来事でも疲れやすさが2倍になり、回復にかかる時間も2倍になります。
自覚がないのが厄介な点です。

第2段階にいる人は、このような傾向を示します。

  • 休みがちになる
  • ストレス解消のための行為が増える。タバコ吸わなかったのに吸うとか
  • 仕事に積極性が無くなる。防衛的になる
  • 計画の変更やリーダーに対する不満が大きくなる
  • 指導を受けるのを嫌がる
  • 仕事のスピードが遅くなる
  • 人間関係が悪くなる
  • 不公平に敏感になる
  • 愚痴が増える、笑顔が消える
  • うわさに敏感になる

ちなみに筆者には、全部当てはまってました。

そして第3段階では、いよいよ自覚できるレベルで体に不調が出ます。
蕁麻疹であったり、全身のヒドイかゆみであったり人それぞれです。

筆者は

  • 全身のヒドイかゆみ。毎日、点滴打っても効果なし
  • 睡眠時間の長時間化。10時間でも不足しがち

でした。

自責の念が湧くのもこの段階ですから、死ぬことを考える人だっています。
この状態になると、回復にかかる時間も3倍です。

ほとんどの精神科のお医者さんは、蓄積疲労にかかる時間を読み違えています。
受け答えができるようになったら、

「完治した」

と判断して会社に返します。

だからうつ病になった人って、またうつ病になりやすいんです。
第3段階から第2段階に移行しただけなんだから、前と同じ負荷の仕事をやらせてもよいと判断するのは、おかしいでしょう。

そうして優秀な人に負荷をかけまくって、疲労管理は自己責任といってケアをせずに潰していくのが日本の大企業の特徴なんです。

自衛隊外資系では、そういうリーダーが管理能力なしと判断されて、クビになります。

疲労をケアする正しい方法

第2・3段階に陥らないためには、疲労を上手にコントロールしなくてはなりません。
疲労とは自分がもってるエネルギーの消費です。

特に意識しておきたいことは、4つあります。

  1. 人がもつエネルギーの総量は決まっている
  2. 肉体労働、頭脳労働、感情労働は同じエネルギーを使っている
  3. エネルギーの回復力は、20代をピークに年々低下し続ける
  4. ストレス解消のためのレジャー活動でもエネルギーが使われる

人がもつエネルギーの総量は、決まっており使うたびに消費されていきます。
日立製作所がアップルウォッチのようなウェアラブルバイスで人間の行動をウォッチした結果、ウィルパワーの総量が決まっていることが明らかになりました。*1
つまり活発に活動できる量って、みんな一緒なんですよ。
使い方の緩急が個人個人で違うだけなんです。

疲労をコントロールするということは、

  • エネルギーをこまめに回復する
  • エネルギーをこまめに節約する

ことにつきます。

スマホのバッテリー容量と思えばわかりやすいと思います。
こまめに回復するためには休まなくてはなりませんし、バッテリーが少なくなったら充電するまでは節約するはずです。

バッテリーが切れたら捨てちゃう会社って、ヤバイと思いませんか?

そして肉体労働、頭脳労働、感情労働は同じエネルギーを使っています。
自分が得意なことであれば、消費量は少なめです。

そしてバッテリーの回復力は、20代をピークに年々低下し続けますから、どの労働に重点的に配分していくかを決めていき、自分なりのスタイル・働き方を確立しなくてはなりません。
スマホとおなじく年々、バッテリーの回復も悪くなっていきますからね。

またこれも誤解されていることですが、ストレス解消のために

  • ジョギング
  • サウナ
  • 海外旅行

などを行うと、エネルギーが使われます。

行動のエネルギーを使って、メンタル疲労を回復しています。
食事と同じです。
食事は消化エネルギーを使いますが、吸収されるエネルギーがそれを上回るので回復します。
だから風邪の時は消化の負担が少ない、おかゆが勧められます。

むやみに

  • 軽い仕事をさせる
  • 旅行に行かせる

のは、かえって悪化します。
むしろ何もしないでTVでも見てる方が、回復には効果的です。

それと細かく休憩を入れるのがポイント。
勤務時間中、ぶっ通しで働くとかえって効率が悪くなります。
休むのも仕事のうちです。
それを止めろという会社もありますが、さっさと逃げましょう。
だって自衛隊という軍隊よりも厳しくて非効率ってことは、人を使い捨てにしている組織なんですからね。

それでは本日のまとめです。

  • どんなに優秀な人であっても、長い間ストレスにさらされ続けると蓄積疲労で壊れてしまう
  • 蓄積疲労には3段階あり、1段階目で踏みとどまらせるかがポイントである
  • 疲労をコントロールする方法は2つしかない。エネルギーをこまめに回復するか、エネルギーをこまめに節約す
  • るか
  • スマホのバッテリーをイメージしてもらうと、疲労のコントロール方法をイメージしやすい

このエントリを書いていて、改めて日本の大企業・筆者が今勤めている会社がシステム的にどれだけヤバイかを自覚した筆者でした。

かつてブラック企業と言われていたところが良くなって、かつて良いと言われていた老舗の大企業がブラック化しているんです。

時代は巡りますね~。

では、また明日。
Ciao~。

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*1:データの見えざる手