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マインドフルネス(瞑想)で求めない豊かさを取得する

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こんにちは、小宮山です。

手塚治虫のブッダを読んでいるのですが、これがなかなか面白いです。
人は殉教者になることを強いるシステムの上で生きるように強制されているところとか。
意外に仏教やってる人って、宗教っぽくないんですよね。
筆者は高校生の修学旅行のときに、比叡山延暦寺に行きましたが、そこの住職がロジックに物事を語ってたからびっくりしたのを覚えてます。

南無阿弥陀仏だけ唱えてればいいんじゃなかったっけ?

てな感じで。

実際にダライ・ラマが

「もし科学と仏教が違うことを言った場合は、わたしは仏教を捨てて科学を取る」

「いにしえの仏教は現代の科学と融合して、アップデートされる必要がある」

って発言してる通り、仏教はサイエンスだというのが筆者の実感です。

今日のエントリでは、マインドフルネスと脳科学の関係について解説してから、マインドフルネスを取得すると今生きている世界がどう見えるようになるのかについて述べようと思います。

筆者の座右の銘は羽生名人とおなじように

「足るを知る」

ですが、マインドフルネスの思想でもあります。

不思議な縁を感じています。

脳がものごとを認識するメカニズム

人が五感から得た情報を脳はどのようにしてインプットし、理解・判断・思考して記憶するのでしょうか?

五感から入った情報は

  1. 大脳皮質神経細胞
  2. A10神経群
  3. 前頭前野
  4. 自己報酬神経群
  5. 線条体ー大脳基底核ー視床
  6. 海馬

の順で伝わっていきます。

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1は単なる情報の受容体です。
2は感情を担当します。好きとか嫌いとかのレッテルをはります。
3は理解・判断を担当します。
4は快楽物質を出す・出さないを判断。
5は体の生理反応の司令塔です。
6は記憶をつかさどります。基底核がパソコンのメモリ、海馬がハードディスクと思ってください。

より簡単に言えば、

  1. A10神経群(2)が感情をともなう心を生み、
  2. 海馬-線条体(5,6)が過去の記憶・情報を参照して、
  3. 考えの正当性・信念を生み出し、
  4. 両者を対比させながら、
  5. 前頭前野(3)でイメージを具体化し、

このサイクルを何度も繰り返すことで私たちの思考が生まれます。

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*2

マインドフルネスと脳科学の関係

マインドフルネスは日常動作である

  • 立っている
  • 座っている
  • 歩いている
  • 触れている
  • 口を開ける

などの
動作をするたびに「わたしは今、~してる」と認識する作業です。

動作やそれに伴って起こる感情の分析作業は禁止されています。
ただ感じるだけ。
自分の感情を主体者としてではなく、第3者として見るべし。

すると、怖れ・心配・不安・怒りなどの負の感情が心に生まれても、傍観することができる。

これらは、そのうち消えて無くなっていくものだと実感できる。

負の感情への対処は体が自動でやってくれて、ストレスから解放される。
そして、心も冷静に保てるのだ。

私たちの思考でコントロールできないことに意識を集中させて、いったん私たちの思考を止めます。
たとえば、呼吸。
これは私たちの意識とは無関係にオートで行っています。
マインドフルネスの本場だと、火のついたろうそくに瞬きせずに集中するそうです。

1週間ぶっ続けで。。。
一点に集中した後は、周りにあるほかの何に集中していくのかの優先順位を決めて、全体を観ていきます。

マインドフルネスで行っているのは

「A10神経群で行っている、レッテル貼りの停止」

です。

実際にMRIで測定するとA10神経群の機能が低下していることが確認されています。

レッテル貼りを止めるとどうなるのか

レッテル貼りを止めるということは、先入観をなくすことです。
私たちの脳は、意識が作り出した「映画」を見てるような状態なんですね。
そのうえで人生活動を始めてしまっている。
私たちが見ているのは、リアリティではないことが分かってしまうんです。
マトリックスという映画をご存知でしょうか?

The Matrix [Blu-ray]

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ネタバレになってしまいますが、内容を紹介すると

トーマス・アンダーソンは、大手ソフトウェア会社のメタ・コーテックスに勤めるプログラマである。
しかしトーマスにはあらゆるコンピュータ犯罪を起こす天才ハッカーネオという、もう1つの顔があった。
平凡な日々を送っていたトーマスは、ここ最近起きているのに夢を見ているような感覚に悩まされ
「今生きているこの世界は、もしかしたら夢なのではないか?」という漠然とした違和感を抱いていたが、
それを裏付ける確証も得られず毎日を過ごしていた。
ある日、トーマスはトリニティと名乗る謎の女性と出会い、トリニティの仲間のモーフィアスを紹介される。
「貴方が生きているこの世界は、コンピュータによって作られた仮想現実だ」
と告げられ、
このまま仮想現実で生きるか?
現実の世界で目覚めるか?
の選択を迫られる。
日常の違和感に悩まされていたトーマスは現実の世界で目覚めることを選択する。
次の瞬間、トーマスは自分が培養槽のようなカプセルの中に閉じ込められ、
身動きもできない状態であることに気づく。
トリニティ達の言ったことは真実で、現実の世界はコンピュータの反乱によって人間社会が崩壊し、
人間の大部分はコンピュータの動力源として培養されていた。
覚醒してしまったトーマスは不良品として廃棄されるが、待ち構えていたトリニティとモーフィアスに救われる。
トーマスは、モーフィアスが船長を務める工作船「ネブカドネザル号」の仲間として迎えられ、
ハッカーとして使っていた名前「ネオ」を名乗ることになった。
モーフィアスはネオこそがコンピュータの支配を打ち破る救世主であると信じており、
仮想空間での身体の使い方や、拳法などの戦闘技術を習得させた。
人類の抵抗軍の一員となったネオは仮想空間と現実を行き来しながら、
人類をコンピュータの支配から解放する戦いに身を投じていく。

まさしくマトリックスでやろうとしていることなんです。

マインドフルネスでレッテル貼りを止めるのは。

現実はスクリーンなんですが、意識という映写機で投影された映画を見てるのが私たちです。

つまり、フィクションなんですよ。

勝手に自分たちで現実を編集しちゃってる。

特にこの映写機がくせ者なんです。

というのも、私たちの人生の土台になっている資本主義システムでは

「苦を増産する社会」

なんですね。

「この世は苦しみばっかり。だから、よりマシな苦を選べるようになるために、もっともっと競争しましょう」

「これだけやったんだから、これだけ求めて当然」

「個人の取り分を主張してやまない」

といった

  • モノへの執着
  • 欠乏への嫌悪

をあおる映画。

なので映画を優先していると、否応なく翻弄され続けることになります。

マインドフルネスは

「求めない豊かさ」という世間常識では測ることのできない世界への入り口

になるんですね。

すると、

「得る快感からある充足へ」

移行できるので苦から脱却できるというロジックです。

そもそも私たちは

  • 老い
  • 病い
  • 愛する家族との死別
  • 欲しいものすべては得られない
  • 嫌いな人に会う
  • 心身から生じる苦しみ

からはどう頑張っても避けられませんから、求めるだけムダなんですね。

レッテル貼りさえなければ、足るを知る境地になるわけです。

現実と折り合いをつけられるようになる。

湧き上がる問題や感情・願望にいちいち反応して、もぐらたたきしていくような生活をしなくなるんです。

心が安定するから。

安定してる人って、動じないでしょ?

メカニズムが分かってるから、何かあっても「あっそ・・・」てな感じで受け止められるんですよ。

マインドフルネスを行うときはエネルギー補給が必要

私たちが感じている・見ている世界は、意識が映写機が映しているフィクションです。
つまり映写機が

  • ポジティブなコメディやハッピーエンドのドラマ
  • ネガティブな悲劇やホラー

であるかによって、全く違ったものになることが分かります。
何がポジティブとネガティブを分けるのか?
それは私たちの記憶なんですね。
レッテル貼りされた記憶です。
このメカニズムを利用して、マインドフルネスを続けられる仕組みを作ります。
マインドフルネスを行うのは、今の風潮とは真逆に行くことになるので、最初は不安でいっぱいになります。
となるとネガティブな映画ばっかり見ることになる。

嫌になって止める人も多い。
なので、

  • 喜び
  • 安らぎ
  • 幸福感

を感じる体験を、たくさんたくさんストックしなさいと教えられます。

「良い種に水やりをする」

とダライ・ラマに並ぶ仏教のドンである、ティク・ナット・ハンは説いています。

エネルギー補給が必要なんです、マインドフルネスを行うときは。

筆者は美味しいショコラとブランデーを飲みながら、

「いや~美味い。サイコー!」

って味わいながら、毎日マインドフルネスをしています。

おかげで楽しいですよ。

それでは本日のまとめです。

  • マインドフルネスで行っているのは、A10神経群で行っている、レッテル貼りの停止である
  • レッテル貼りを止めると、「求めない豊かさ」という世間常識では測ることのできない世界で生きられるようになり、苦から脱却できる
  • マインドフルネスをやるうえでは、良い種に水やりをすることが大事。でないと、ネガティブなことばっかり浮かんでくるので続けられない

とはいうものの、本能に逆らって行うことなので、まさしく筋トレです。
でも面白くなってくると、やめられない・止まらないになります。

では、また明日。
Ciao~。

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*2:脳に悪い7つの習慣