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子供の習い事を始めるベストタイミングとは

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こんにちは、小宮山です。
妻が息子にチェロを習わせたいと言っています。
まだ0才1カ月でようやく新生児を卒業したばかりなのですけど。。。

筆者の母親の世代に聞いてみると

インプットする機会を広げたかったから、いろんな習い事をさせていたとのこと。
当時はバブル期だったから、こどもにたくさんの習い事を詰め込む風潮もあったそうです。

今日のエントリでは、子供の習い事を始めるベストタイミングについて解説します。

いくら親が頑張って詰め込んでも、子供には身につかないんですよね。ほとんど。

早期教育をしたがる親御さんは、自分たちがスキルを身に着けるのに苦労した方が多いです。

教育で大事なことは、タイミングです。

脳の発達過程と学習メカニズムにもとづいて、子供の習い事を始めるのに最適なタイミングを見極めます。

脳の発達過程について

みなさんご存知だと思いますが、子どもと大人では脳の状態は違います。
神経細胞の数の推移から説明しましょう。

  • 0~3歳までは脳神経細胞は増加し続けます。
  • 3~4歳ごろにピークをむかえ、7歳ごろまで少し減ります。

不要な細胞は間引きされるからです。
7~10歳で脳神経細胞間のネットワークを発達させていき、10歳で大人と同じ脳になります。

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この発達過程から

  • 0~3歳時にインプットを増やしても効果はない。早期学習はコスパが悪い
  • 3~7歳で基礎固めする
  • 7~10歳で自主性をはぐくむ

のがベストな教育方針ということが分かります。

さらに詳しく見てみましょう。
脳は

  • 脳幹
  • 辺緑系
  • 大脳皮質

の3領域からできています。

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発達する順番もこの通りです。

  • 脳幹は心臓の鼓動や呼吸、体温調節などの生命維持機能を担当します
  • 辺緑系は記憶と感情・感覚を担当します
  • 大脳皮質は思考・理性を担当します

脳幹は生まれたときに、ほぼ完成しています。
0~3歳、おそくとも5歳までに辺緑系が完成します。

脳の学習メカニズム

人が5感から得た情報を脳はどのようにしてインプットし、理解・判断・思考して記憶するのでしょうか?

5感から入った情報は

  1. 大脳皮質神経細胞
  2. A10神経
  3. 前頭前野
  4. 自己報酬神経群
  5. 線条体大脳基底核視床
  6. 海馬

の順で伝わっていきます。

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2は感情を担当します。情報に好きとか嫌いとかのレッテルをはります。
3は理解・判断を担当します。
4は快楽物質を出す・出さないを判断。
5は体の生理反応を担当。
6は記憶をつかさどります。パソコンのハードディスクと思ってください。
ダイナミック・センターコアという絵の方が分かりやすいかもしれません。

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私たちの脳には2つの渦巻きがあります。

  • A10神経群(2)が感情をともなう心を生み
  • 海馬-線条体(5,6)が過去の記憶・情報を参照して考えの正当性・信念を生み出し
  • 両者を対比させながら前頭前野(3)でイメージを何度も繰り返して思考が生まれます

このメカニズムから覚えておきたい点は3つです。

  1. 嫌いというレッテルをはると、脳は拒否モードに入る
  2. 快楽物質を出すように受け入れたら、自主的にどんどん受動する
  3. 過去の記憶と整合性をとって、現実世界での現象を理解している

0~3歳は絆をつくることを最優先する

脳の発達過程と学習メカニズムから、0~3歳でやらねばならないことが分かります。
それは辺緑体が完成する前にやっておくべきことなんです。
辺緑体は自分の体が経験する感覚を視覚・聴覚などの5感と結びつけていきます。

いまや科学的に証明されていますが、幼児が

  • 安心
  • 愛情
  • 快適さ

をどの程度感じられているかが、そのあとのほかの脳領域の発達に直接の影響を与えます。

つまり「親との絆の形成」が決定的に重要なんです。
自分が特定の誰かに帰属している意識をもつことは、不可欠なんですね。
そうしないと相手の気持ちを理解できない冷たい子になりかねません。

かつて昭和時代には3歳児神話なるものがありました。
子供が3歳になるまでは母親が子育てに専念すべきであり、そうしないと成長に悪影響を及ぼすという考え方です。
ほんまでっかTVに出演している脳科学者の澤口先生は、8歳まで必要だとも述べています。
いつまでという期間は正直なところ人それぞれですが、辺緑体が完成するまでは早期教育なんてやってる暇があるなら、愛情をしっかり注いであげることが大事。

  • スキンシップ
  • 抱っこ
  • ほめる
  • 遊ぶ
  • 絵本の読み聞かせ
  • 一緒に寝る

などを重点的にしてあげてください。

3~7歳で自主性・習慣を育む

3~7歳では脳神経細胞の間引きが行われます。
植物を育てたことのある方ならイメージしやすいと思います。
間引きをしっかり行わないと、いくら生育状態のよい苗であっても、悪い苗のためにその後の成長が邪魔され、全体の植物の育ち具体が悪くなってしまいます。

土台とは何でしょうか?
それは自発的な学習の習慣をみにつけさせるための基礎作りです。

ここで脳の学習メカニズムが活躍します。

脳科学者が提唱している5つの習慣を紹介します。

  1. いろんなことに興味をもつ
  2. 嫌だ・疲れたなどのネガティブな愚痴を言わない
  3. 主体的にやる
  4. 遊びを入れて勉強する
  5. 我慢は避ける

1~5は嫌いのレッテル張りをやめることがポイントです。

自己報酬神経群をきちんと機能させることが、習慣化には重要です。
嫌いと思うと、どんなに面白いこと・メリットのあることに出会ってもスルーしています。
嫌だというきもちは不快でもあるので、脳も防御モードに入りますから。

親の真似を楽しいと思ってやるのも、このタイミングです。
やってみせるのは効果的ですよ。

7~10歳で認知能を鍛えていく

7~10歳では、3~7歳で培った自己学習の習慣を社会で成功するために必要な能力を伸ばすように導く必要があります。
それは

「空間認知能力」

と呼ばれています。

この能力は

  • 数字
  • 物事の手順
  • 運動の得手不得手

にかかわるので、生きていくうえではとても大切。

空間認知力の低い人は

  • 物忘れがおおい
  • 仕事が遅い
  • 運動が苦手
  • 数字に弱い

ってことですから。

この能力を鍛えるには

  • スポーツをする
  • 絵画鑑賞をする
  • 絵を描く
  • 本を読む
  • 英語を話す

などが効果的です。
習い事を始めるのにベストなタイミングは、実は7~10歳なんですね。
子供の成果ではなく、プロセスを褒めることも忘れずに。
あれやれこれやれと指図するのではなく、誘導するのも大事なポイントです。
この年であれば自我が確立し始めているので、指図されることには嫌というレッテルが張られがちです。

それでは本日のまとめです。

  • 0~3歳は絆をつくることを最優先する
  • 3~7歳で自主性・習慣を育む
  • 7~10歳で認知能を鍛えていく。習い事を始めるのは、このタイミングがベスト

ではまた明日。

Ciao~。

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*2:脳に悪い7つの習慣

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