NEGLIA in Tokyo

やまたつくんのトラブルカルテ

アラサー男子がトラブル解決策についてまとめるブログ

クレバーな人たちが知っている太平洋戦争の教訓4つ

f:id:yamatatsu-kun:20170916170512p:plain

筆者が会社内で尊敬している方々は、みんな歴史が好きです。
特に第2次世界大戦。

日本軍が大失敗に陥った理由ではなく、その仕組みについて考察しています。
組織論が好きなんだろうと思います。
筆者も一時期、政治本にはまっていた時期があります。

  • 当時の指導者たちが置かれた状況・情報でどういう判断や政治を行っていったのかを知って好奇心を満たしていた
  • 日本人のお馴染みルーチンを発見して、全く変わってないじゃん・・・とほくそ笑んでいた
  • 人間会計のドロドロっぷりが分かって、面白く思った

本日のエントリは、第2次世界大戦時の日本から学べる事についてです。

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

 
戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗

戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗

 

コンプレックスを抱え続けていると、判断を誤る

明治開国以来、日本人は先進国の仲間入りしたくて仕方がなかったようです。

プライド高いんですよ、日本人は。
感慨深いエピソードがあります。

筆者の幼馴染に中国の人が居ます。

1980年代当時に日本に駐在していたということは、エリートです。

彼女のお母さんが言っていたことを今でも覚えています。

ある人が山盛りの食料を抱えて歩いていて、転んだ。周りにはフランス人、日本人、アメリカ人、中国人がいるとする。

次のような対応をするはず。

フランス人と日本人:大変ねえという顔をしつつ、他の誰かが助けに行くまでただ見てるだけ
アメリカ人:助けてくれる
中国人:助けるふりして、食料の一部を盗む

フランス人と日本人は、プライドが高い点で同じなのよね・・・と。

プライド高いから、交渉で譲歩するとみんな政治家をすぐに突き上げるんでしょう。

  • 現実では欧米に敗けているのは認めざるを得ない。
  • 文化への憧れもある。
  • だけど自分たちはすごいんだぞ!

当時の大衆は、

  • 日露戦争で勝ったんだから、欧米に折れるな!
  • 中国は下なんだから強気に行け!

と思ってたことが新聞で分かります。

だから満州事変でリットン調査団がやってきて、

日本と中国の双方が同じ程度の譲歩をしましょう。落としどころでしょ?

という妥当な提案を蹴りました。

の本を読むとより理解できます。

たくさんの部下から突き上げられる中、なんとか上手くこなしていく。

今の中間管理職と同じですね。

ただ当時は、殺されるリスクもあったわけで。2.11事件とか。

大変だったでしょう。

昭和の動乱〈上〉 (中公文庫BIBLIO20世紀)

昭和の動乱〈上〉 (中公文庫BIBLIO20世紀)

 
昭和の動乱〈下〉 (中公文庫BIBLIO20世紀)

昭和の動乱〈下〉 (中公文庫BIBLIO20世紀)

 
日本を決定した百年―附・思出す侭 (中公文庫)

日本を決定した百年―附・思出す侭 (中公文庫)

 

情報交換の手段が限られていた

戦争直前まで英国・米国と日本は仲が良かったようです。

米国の世論も

「戦争には絶対に巻き込まれたくない。外でやってくれ」

でした。
ですが、当時は情報交換の手段も電報ぐらいなので誤解を生じやすかった。

吉田茂重光葵は互いの真意のすれ違いが生じ過ぎたのも、戦争が起こった一因であると著書で述べています。
戦闘態勢に入ると、相手を徹底的に悪者だと思い込む情報ばかりを無意識に選択して取り入れてしまった経験は、ありませんか?

今なら、Skypeもありますし、ネットで公開できますから、避けやすくはなったと思います。

でも双方の主張に妥協点を見いだせず、引くに引けなくなると、最後はバトルになるのは避けられないと思います。

ビジネスでも社内政治でも、折り合いつかなかったらバトルになりますもん。

サンクコストを無視できなかった

上層部はこの辺りで手打ちにしたいと思った時があったそうです。

しかしそのたびに下が反対。突き上げられました。

殺されるかもしれないのだから、キツイ。

武藤章の著書を見ると、

  • 日露戦争の英霊に申し訳が立たない
  • 満州を得るために犠牲になった仲間たちが報われない
  • 日中戦争で妥協案は許されない。どれだけ犠牲を払ったと思う

と書かれています。

「サンクコストを無視するな!」

ということです。

今まで賭けてきた分を取り返せとなると、

  • 手打ち
  • 撤退

は不可能になります。

負けは必然です。経済学で証明されています。

部門間の利害調整ができない組織体制だった

大日本帝国の統治システムは、

  1. 山形有朋、西園寺公望などの元老をトップに据える
  2. 部門でいざこざが起こったときは、元老間で調整するトップダウン

だったとのこと。吉田茂が著書で述べてます。
ですが、昭和のはじめに元老は全員亡くなりました。

手綱を握れる人・部門が消失した結果、国家戦略は各組織の論理に引きずられていきます。

部分が全体を決めるボトムアップになっていった。

下が上の言うことを聞かない文化になっていったと推察されます。
新システム構築に入り始めたところで、戦争が起こりました。

タイミングが悪かった。。。

それでは、本日のまとめです。

  • コンプレックスを抱え続けていると、判断を誤る

  • 情報交換の手段が限られていた

  • サンクコストを無視できなかった
  • 部門間の利害調整ができない組織体制だった

今も昔も、日本の組織制度は変わってませんね。

YKK秘録

YKK秘録

 
ではまた明日。

Ciao~。

ご案内

yamatatsu-kun.hatenablog.com

マインドフルネスにハマってます

yamatatsu-kun.hatenablog.com

yamatatsu-kun.hatenablog.com

人気記事セレクション

yamatatsu-kun.hatenablog.com

yamatatsu-kun.hatenablog.com

yamatatsu-kun.hatenablog.com

yamatatsu-kun.hatenablog.com

yamatatsu-kun.hatenablog.com

 

広告を非表示にする